『ロレンソ：あと足りないのは経験だけ』
★ホルヘ・ロレンソ（ドゥカティファクトリー）がアッセンＧＰを直前に控えた22日（木）、次のように語った。
【ドゥカティ機はタイトル獲得が可能なマシンだと思う？】
「あと何戦か様子を見てみないと。もしアンドレア（ドヴィツィオーゾ）が常に表彰台に上がるようなら、つまり、『可能』ってことでしょ。」
【つまり、ロレンソ選手はタイトル争いには加わらないと言うこと？】
「タイトルを取るには、もっと良い結果を出さなければ。なんでも可能とは言え、今年、それを達成するには残りのレースほとんど全部で優勝しなければならないでしょ。僕とアンドレアでは目標が違うから。」
【つまり？】
「アンドレは、もうこのマシンに5年も乗ってるわけでしょ。もしあの経験があったら、僕のリザルトだって随分と変わってくると思うんですよ。」
【いまだ学習中？】
「毎回、良い感じにはなってるから、もっと走り込んでいかないと。以前と比べると今はもうちょっと、常に速く走れるようにはなってきましたけどね。」
【ロレンソ選手のようなチャンピオンライダーにとってはストレスなのでは？】
「僕にとっては新しい状況ですよね。でも、ポジティブな姿勢でいるんで。今、この瞬間を最良の方法で活用していこうと思ってるんです。遅かれ早かれ、トップグループに入っていけることは分かってるんで。」
【それは、いつ頃？】
「もっと早く、そうなるよう願ってるんですが、はっきりとは言えませんね。もしかしたら、今回の日曜日とかねぇ。重要なのは僕のライディングとマシンを一緒に改善していくことですから。」
【ドゥカティは2連勝したわけだから、マシンはけっこう決定的？】
「2戦とも特殊なレースだったからームジェッロではホンダ組が苦戦していたし、バルセロナではヤマハ組でしょ。それに、両方共直線コースの長いトラックだったから、うちは助けられていたし。こことザクセンリンクで確認していかなければね。」
【ドゥカティ機でのアッセン戦…どうなりそう？】
「チームスタッフらが、ドゥカティ機はここではドライでもウェットでも好調だって言ってたんですよ。どうなるものか…僕の進歩の程を証明できるものかどうか興味津々なんですよね。」
（2017年06月22日『Gpone』記事参照）
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