マルケス『ニッキー・ヘイデンに捧ぐ』2017ザクセンリンクGP

『マルケス：ヘイデンに捧ぐ、勝たないわけにはいかなかった。』

★7月2日（日）ザクセンリンク決勝戦で、マルク・マルケス（ホンダファクトリー）が優勝した。なお、これで総合首位に立った。

★同トラックでは8連勝となる。

★マルケス選手のコメント。

「勝たなければならないレースの1つだったんです。もし勝てなかったら、それは敗北を意味していたでしょう。目標はずっと25ポイント獲得でした。
誓いを立てていたんです…次に勝ったら、ニッキー・ヘイデンと、そして、そのご家族に捧げるって。今日、果たせました。」

【もっと楽に勝てると思っていた…】
「レース前は全てコントロールできている状態で、優勝争いはペドロサとすることになるだろうと思ってました。ところが何周かしたら、フォルガーに抜かれてしまって。思ってもいませんでしたね。抜き返して、また前に出た時は、『フォルガーのタイヤがタレたな』って思ったんです。ところが、ぴったりとくっついて来て、諦めないでしょ。ラスト5周で更にプッシュしました。ドイツサーキットの最終コーナーで、ドイツ人ライダーに追いつかれるのはマズイだろうって思ったもんですから（笑）」

【今回の優勝で総合首位に立ったが…】
「うちのチーフメカニックのサンティが、3戦前、僕が37ポイント引き離されていた時にこう言ったんですよ…『心配するなって。首位で夏休みに入れるから』って。
僕はサンティの顔を見ながら、『何か悪いものでも食べたのかなぁ…』って思ってたんですよ（笑）。ところが、本当にそうなってしまってねぇ。
まぁ、4選手がわずか10ポイント差で接近しているんだから、夏休み明けはまたゼロから始まるようなもんですけどね。」

【今後の作戦は？】
「サーキット毎に、それぞれ目標を立てていきます。アッセンは表彰台でOKだったけど、今回は優勝しなければなりませんでした。シーズンはまだまだ長いんだし、コンスタントに行けるかどうかが重要でしょ。ガクッと下がることなくね。」

【7月17〜18日にブルノテストがあるのだから、ホンダ機も改善されていくのでは？】
「うちのマシンは高速コーナーでの安定感がもうちょっとなんです。今回もそうでした。ブルのテストでは何かちょっとした新パーツが用意されてくるはずなんですよね。」

（2017年07月02日『Gpone』記事参照）

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夏休み…でも、海には行かないんですよねぇ…嫌いだから。
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