『ヤマハは僕の言うことを聞いてたら上手く行く』
★8月12日(土)オーストリアGP予選をヴァレンティーノ・ロッシ(ヤマハファクトリー)が7位で終えた。
★ロッシ選手のコメント。
「午前の出だしは良かったんですよ。マシンの荷重バランスも改善できたし、けっこう戦闘力も高くなってたし。午後のFP4でも良いリズムが刻めてたし、ソフトタイヤでは速く走れてるって感じてたし。」
【なにが悪かったの?】
「2本目のタイヤが上手く機能しなかったんです。加速で滑りまくってしまって。あいにく、そう言うことって時々あるんですよ。履いてみなければ分からないんです。それがなかったらトップ5入りは確実だったんですけどねぇ。多分、ファーストロー獲得だってねぇ。」
【ところが、決して有利とは言えない3列目スタートになってしまった…】
「ここのトラックだと特にね。いずれにせよペースは良いから、リアタイヤの選択が鍵になるでしょう。すべては気温次第。今のところ、ソフトからハードまで何でもありですよ。
去年、イアンノーネが賭けに出て、的中させてたでしょ。今日の予選のドヴィツィオーゾもミディアムを選んでましたよね。リアにソフトタイヤを履くと左側でかなり苦戦するんですよ。おそらく、それでドヴィツィオーゾはミディアムにしたんじゃないのかなぁ。」
【明日はライバルが大勢…】
「僕自身に関して言うなら、去年の状況に似てますね。いや、去年よりドゥカティ勢に接近してるかな。とは言え、ホンダが巨大な前進を遂げてますからねぇ。おそらく、去年、マルケスはケガと、あと、直前テストをしなかったってことが大きかったんじゃないんですか。
ここはヤマハ機向けのトラックじゃないってことは分かっているが、でも、それほど引き離されているわけじゃないから。」
【優勝候補は?】
「マルケスとドヴィツィオーゾですね。マルケスの方が若干有利かな。3位争いは僕とロレンソ、ヴィニャーレス、ザルコ、ペドロサ、イアンノーネ、ペトルッチってとこかな。つまり、大勢ですよ。ただ、今年みたいな状況だと、予測はあくまでも予測にすぎないから。もしかしたら明日、マルケスもドヴィツィオーゾも僕らと変わらないかもしれないし。確か、去年の序盤10ラップは凄かったから。みんな、接近しまくりでね。」
【ロッシ選手は午前FP3で、ヴィニャーレス選手は午後から新カウルを使っていたが…】
「あれを使うのに、ここが最適とは思わなかったんですが、考え直す必要があったものですから。使ってみたら、すぐに良い感じでしたよ。ウィリーが減ってね。」
【また、ヤマハの開発リーダーに戻ったような…】
「マーヴェリックのためにテストライダーをしてるって言うなら、明日、前のポストを譲ってもらわないと(冗)。
単純に、ヴィニャーレスはまだこのマシンについての経験が浅いってことだと思います。これまでのキャリアで、僕は優秀なテストライダーだってことを証明してきてるんだから、ヤマハは僕の言うことを聞いていれば色々と上手くいくんですよ(笑)。」
(2017年08月12日『Gpone』記事参照)
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今回は、2018年モトGPシートの話。
意外なモト2選手がモトGP昇格を狙ってたりとかね。
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なんか自身ありげだね