『マルケス:挑んでおかなければ、ぐっすり眠られない』
★8月13日(日)オーストリアGP決勝戦でマルク・マルケス(ホンダファクトリー)が2位を獲得した。
★総合首位でありながら、最終ラップ最終コーナーでまでアンドレア・ドヴィツィオーゾを攻め続けた。
★マルケス選手のコメント。
「最終ラップではありとあらゆることを考えていたが、タイトル争いのことは考えませんでした(冗)。
きちんと挑んでおかなければ、夜、ぐっすり眠られないと思ったんで頑張りました。今年のタイトル争いは本当に熾烈で、1ポイント1ポイントが貴重だから。優勝は本当に重要だったんですけどねぇ。今回は無理でした。でも、次は頑張ります。」
【FPのペースは最高だったが、レース本番は上手くいかなかった…】
「路面温度が10度高かったんでしょう。タイヤでかなり苦戦してしまって…特に、フロントです。実は、一瞬、固めタイヤにしようかとも思ったんですが、今週末、一度も試してなかったんで。ちょっとリスクが大きすぎますよねぇ。」
【それで、ドヴィツィオーゾ選手と競り合うのに奥の手を出さねばならなかった…】
「アンドレア(ドヴィツィオーゾ)は僕よりほんの少しだけ速くて、でも、それが違いを生み出してたんです。ホンダ機の加速は改善されたけど、ブレーキングでは苦戦してるんです。アンドレアを攻め続けるのに、左折コーナー2ヶ所での自分のスピードをフル活用してました。その2ヶ所ではダートトラックみたいな操縦をしてたんですよ。常軌を逸したレースでしたね。時速330kmで、互いのカウルが指2本分ぐらいまで接近してしまって。と言うか、第2コーナーでは軽く追突までしちゃったんですよ。」
(※同発言を聞き、ドヴィツィオーゾ選手が『ほらね、こうだったんですから』と言うと、マルケス選手はこう続けた。)
「こう言う操縦ができたのは、マシンに対する信頼感が戻ってきたからなんです。自分の限界が分かるんですよ。そう言う感触がないと攻めには出られませんから。僕は限界ギリギリの走りをしてました。でも、アンドレアは常にスペースを塞ぎまくってたんで、あれが最後のチャンスだったんです。あいにく、すっかり読まれてましたけど。」
【それでも総合首位はマルケス選手で、ドヴィツィオーゾ選手を16ポイント引き離しているが…】
「今後のレースに向けて、常に同じ姿勢で行くつもりです。つまり、できるだけポイントを稼ぐ…です。」
(2017年08月13日『Gpone』記事参照)
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[threecol_one]ゆっくりお休みぃ〜いいね![/threecol_one][threecol_two_last]
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パッシング仕掛けた際のカウンター、プロやのぉ。
昔ロッシもカウンター当てまくりでコーナー抜けてたの思い出したわ。
このコメント聞いたら、MOTOgpは当分安静だと思えますね。
ポイント、タイトル?いや、目の前のバトルだろうと。確かにポイントを失ったらバカだが、限りある命を自分の名誉の為だけに使う事も、ある意味では愚か。