『ドヴィツィオーゾ:ドゥカティと契約更改?乗り切れるでしょう』
★アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティファクトリー)が5月3日、ヘレスGP木曜会見で次のように語った。
「ヘレスに来たら、表彰台に上がれるよう頑張らないと。もう、それだけですね(笑ってドゥカティとの契約更改の話題を遮ったつもりだったが…)。」
【ドゥカティとの契約更改については?】
「話し合っている最中ですが、それほど大きな展開はありません。これと言って、付け加えるようなことはありません(これで話を終わらせたい様子)。」
【こんなに長くかかると思っていた?】
「この時点では、これ以上、特に言うことはないんですよ。僕にとっても却ってマイナスになってしまうかもしれないし。」
【第2案の計画は?】
「まぁ、僕は実に落ち着いてるってことで…どう言う結果になろうと、上手く乗り切ることはできるでしょう。」
【マルケス選手がドヴィ選手に、『ホンダの門戸を開いている』と言っていたが…】
「あれは型通りの答えではなかったですね。メディア陣の前で話を逸らすことだってできただろうに。あのコメントは、本人の生の発言でしょう。」
【では、今週末のレースの方に話題を変えて…総合首位でヘレス入りしたわけだが…】
「ここ最近のリザルトを思えば、ちょっと驚いてはいるが、その一方で、タイトル争いを上手く始められたってわけですよね。
ラスト2戦は、うちにとってベストレースにはならないってことは覚悟してたんで、全体的には良い結果にはなってくれたけど、でも、うちのスピードのおかげではないから。
タイトル争いをするには、もう一歩前進する必要がありますね。とは言え、去年の今頃よりポイントは獲得しているし、上手いこと作業も進められてるんですけどね。」
【ヘレスはドゥカティ機にとって難しいトラック?】
「ル・マンもそうでしょうね。今回のヘレスは再舗装されたアスファルトがどれだけ影響をきたすかでしょう…丁と出るか、半と出るか。
去年のテストでは速かったけど、まぁ、それはそれほど重要ではないし。カタール戦の後、ホンダがここでテストをしていて、かなり速かったじゃないですか。あと、ヤマハとスズキもどのぐらいのレベルで来るものかね。」
【心配?】
「その逆です。これまでの2戦に比べ、今回は落ち着いた気持ちで現地入り出来ました。良い結果を出せると思ってます。」
【ロレンソ選手がドゥカティ機2018年版の弱点について不満を言っていたが…】
「2018年版マシンは、2017年版にかなり似てるんですよ。コーナー中盤に関して改善されてるんですが、まぁ、微々たるものですけどね。
僕は冬期テストの時も、それほど『凄い!』って盛り上がってはいなかったんで。ただ、僕のライディングスタイルには合ってますけどね。一番限界になってしまってる箇所をもっと改善しなければ…長所を殺さずにね。難しいけど、不可能ではないでしょ。」
(2018年05月03日『Gpone』記事参照)
ドヴィ選手のホンダ移籍については、オースティン直後から取り沙汰されておりました。
詳しくは、こちらでどうぞ。
【2018オースティンGPまとめその2 ヤマハ&ドゥカティ、予選処罰】[2018年04月28日 発行 Vol. 185]
●アンドレア・ドヴィツィオーゾ
・なぜドゥカティはドヴィ契約更改を即決しないのか?
・ホンダ移籍の可能性も浮上か?
・特定サーキットで苦戦することを再確認
・今の手札だけでは戦っていけない
他
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