『ドヴィツィオーゾ:確かに今日は最速でしたね』
★アンドレア・ドヴィツィオーゾが8月3日(金)、ブルノ戦FP1で2位、FP2で5位を獲得した。なお、FP総合も5位。
★ドヴィツィオーゾ選手はFP2で、終始、ユーズドタイヤを使用し、レースに向けての作業に集中していた。
★他の選手らも今回の優勝候補にドヴィツィオーゾ選手を挙げている。
★ドヴィツィオーゾ選手のコメント。
「今日はうちが速かったですね。ペース面で最速なのはホンダファクトリー組と僕の3人でしょ。レースに向けての作業で、これは有利ですよ。ただ、どう言う手札が出てくるのかは、まだ誰にも読めてませんけどね。
ヤマハのファクトリー組の立ち位置が見えてきてないし、スズキ組もそうですね。特にヤマハは午前中は良かったけど、午後はちょっと落ちてた感じでしょ。まだ何とも言えませんけどね。
うちはかなり強い走りができてたけど、皆さんも良くご存知のように、金曜日は初日にすぎないし、残り2回のFPセッションでガラリと変わってしまう可能性があるから。
全選手、常に拮抗しているから、ちょっとしたことで状況は変わってしまうでしょ。」
【ブルノ戦では、これほど好調になると思っていた?】
「極めて上手いスタートが切れたと思ってます。最初からスピードは出していけるだろうと思ってたけど、実に上手い出だしになりましたよ。早々に、超速だってところを証明できましたから。おかげでレースに向けての作業に集中できます。
午前中からやっていたタイヤ作業を前に進め、かなり走り込んでみました。レース終盤が重要な局面になるでしょうからね。昨今のモトGPは常にそうだから。」
【通常、金曜日はマルケス選手が手札を隠して作業を続けるが、今回はドヴィ選手も問題なく速い走りをしているようで…】
「上位10位以内にいると、こう言う風に作業していけるんですよ。あくまでもレースに向けての作業ですけどね。マルク(マルケス)が常にこう言う感じで走ってますよね。
今朝の時点ではタイヤを固めと柔らかめのどちらにするか決めかねていたんですが…リアをハードにした時のフィードバックを得ることが重要だったんです。まだ試してなかったもんですから。
然るべき手応えが得られましたよ。ハードでも強い走りができました。どの辺に手を入れていくかについての考えははっきりしてたんですが、とりあえず、柔らかめタイヤを試したところ、それで何ができそうか理解できました。」
【スピード面は上手くいってるようだが、あとはレースに向けてどこに手を入れて行く予定?】
「スピードは上々なんで、これからはタイヤの持久面に関して、できるだけ改善していかないと。レースに向けて、その辺が鍵になってきますからね。
今のところ、ここ最近のレースに比べたら速いけど、レースで前に出て、最後まで速い走りをするには充分とではないから。タイヤの保ちは重要ですからね。
今はそこに集中して…レースになってみないと実際のところは見えてこないわけだから。おそらく、コンディションも変わってくるでしょうしね。そうなると、大したことはでいないから。」
【ペトルッチ選手が新カウルを試用し、好評価を出していたが…】
「ダニーロから直接話を聞いてないんですよ。なかなか興味深いフィードバックだったってことは、皆から聞いてるんですが。
新マテリアルをトラックで使ってみて、悪い所がなさそうだとなれば、それは使える物のうちの最高ってことですからね。明日、試してみますよ。」
【ペトルッチ選手も速かったから、優勝争いのライバルになりそう?】
「ダニーロの後ろに付いて何周か走ってみました。今のところは使ってるタイヤの消耗具合がおたがい違うから、付いて行くのは大変だったんですが…まぁ、確かに強い走りをしてますよね。」
(2018年08月03日『Gpone』記事参照)
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