MotoGP

ロッシ『今回は弟の方が僕より上手くいった』2018ブルノGP

『ロッシ:今回は弟の方が僕より上手くいった』

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★ヴァレンティーノ・ロッシ(ヤマハファクトリー)が8月4日(土)、ブルノGP予選で2位を獲得した。

★異父弟ルーカ・マリーニもモト2クラスでPPを獲得した。

★ロッシ選手にとってブルノは特別なサーキットで、世界選手権での初PP、初優勝、初タイトルを獲得している。

★ロッシ選手のコメント。

「確かに我が家にとっては…うちの母にとっては物凄いことになりましたね(笑)。僕も色々な理由で嬉しいですよ。まずは弟ルーカでしょ。ここ3戦で大進歩を遂げたから。
あと、うちのチームにとっても良かったと思ってます。」

【ロッシ選手自身の初PP獲得と比べると…】
「弟はもうモト2で、僕が250ccで初PPを取った時と同じ20才…まぁ、僕の流れを踏襲してるってとこですかねぇ。この先、物凄いキャリアを積んでいける時間もあるし(笑)。
(弟は)実に素晴らしい予選でしたよ。ただ、重要なのは良いレースができるかどうかだから。ザクセンリンクでの表彰台が偶然ではなかったと言うことを証明するためにもね。明日もやってくれることを願ってます。」

【ザクセンリンクではロッシ選手も表彰台に上がっていたが…】
「ただ、明日のレースに向けてはルーカの方が僕より良い状態ですからねぇ(笑)。
僕の問題は、好ペースが刻めてないってことなんですよ。苦戦中でね。もし今すぐレースだったら、かなり厳しいことになるでしょ。」

【とにかく、1列目スタートは有利だし…】
「新タイヤでは速いってことは分かってたんで、全力で頑張りました。ミスなしで限界ギリギリのプッシュができましたね。
ペースがイマイチの時、1列目スタートは重要だから。ドヴィツィオーゾマルケスと並んでスタートでしょ。リズム面に関しては、2人の方が上ですからね。」

【ロッシ選手のレベルはどのぐらい?】
「データを見てみたんですが、本当に遅いんですよ。守りのレースになってしまう危険がありますね。」

【FP4では各選手のタイヤがバラバラだったから比較は難しいとドヴィツィオーゾ選手が言っていたが…】
「ドヴィはユーズドタイヤを使っていたが…つまり、彼自身についてもそう言えるわけでね。僕は新タイヤでも遅かったんですけどね(笑)。
あと、僕がフロントに、実は気に入っていないハードを使ったって言うのも事実ですね。」

【リアにハードなら?】
「安定して遅いです(笑)。」

【レースで柔らかめタイヤを使うリスクもあり?】
「賭けに出るのは好みじゃないんですよ。多分、気温が下がるようなら、使えるかもねぇ。」

【これから明日までに、どんな作業ができそう?】
「マシンを完全に変えるなんてことはありません。本当に酷い時以外、そう言うことはしないから。これまでの経験からすると、だいたい、そう言うことをしても無駄なんですよ。
今は、いわゆる『fine tuning』の段階なんですよ。つまり、最終的なディテール調整の段階なんですよ。あとは、とにかく、どのタイヤにするかですね。」

【弟ルーカ選手のレースを観るのと自分でレースに出るのでは、どちらが苦しい気持ちになる?】
「他の選手のレースを観ている方が苦しいですよ。特に、ルーカが走ってるとなればね。自分が走ってる時は、そう言うことを考えてる暇はないから。」

【ヴィニャーレス選手のボックスは、けっこうピリピリしているようだが…】
「どうしたんでしょうね。まぁ、今年いっぱいで辞める人間がいるとなると、穏やかな雰囲気にするのは難しいものだから。
フォルカーダもヴィニャーレスも2人ともプロですからね。最終戦まで全力で頑張っていくと思いますよ。」

(2018年08月04日『Gpone』記事参照)


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