『2018ブルノテスト リザルト&トピックス』
★8月6日(月)、ブルノサーキットでモトGPテストが行われた。
★ミシュランが新フロントタイヤを投入。新カーカスをバルセロナでテストしていた幅広のプロフィールに合わせたもの。
★首位マルク・マルケス(ホンダファクトリー、1’55.209)。今回のドヴィツィオーゾ選手のPPタイムより0.5秒遅い。新タイヤの他に2019年版マシン(ヘレステストでも試用)を試した。全選手の中でも最高の77周回を走行。
チームメイトのダニ・ペドロサは3位(+0.190)。
テストライダーのヒロシ・アオヤマは20位(+4.125、最下位)。昨日のレースで転倒し、まだ回復していないステファン・ブラドルの代役。
★2位ヨハン・ザルコ(ヤマハテック3、+0.133)。ヤマハ勢トップ。遅くまで周回を重ねていた。
チームメイトのハフィス・シャーリンは10位(+0.823、ルーキー)。
★4位アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティファクトリー、+0.308)。
チームメイトのホルヘ・ロレンソは5位(+0.400)。
ドゥカティでは特に新マテリアルはなかったため、フレームや今週末に投入された新カウルの比較テストを行い、ポジティブなフィードバックを得ていた模様。
★6位カル・クラッチロー(ホンダLCR、+0.562)。ホンダHRCからの新マテリアルを試していたため、ミシュランが用意してきた新フロントタイヤは試せなかった。。
チームメイトのタカアキ・ナカガミは14位(+1.413、ルーキー)。
★7位ヴァレンティーノ・ロッシ(ヤマハファクトリー、+0.709)。事前に言っていた通り、特に、これと言って試すものはなく、ウィング付きの新カウルと電制システム関係の細かなマテリアルを試した。
チームメイトのマーヴェリック・ヴィニャーレスは昨日の決勝戦での転倒で肩を痛め、用心のため不参加。
★8位ダニーロ・ペトルッチ(ドゥカティ・プラマック、+0.730、GP18機)。新タイヤには不合格を出していた。エルゴノミクス関係の新マテリアルを試した。満足な作業内容だったため早めにテスト終了。
チームメイトのジャック・ミラーは17位(+1.676、GP17機)。転倒および技術トラブルにより13周回のみ走行。セカンドマシンは既にオーストリア戦に向けて調整されているため使いたくなかった。
★9位アレックス・リンス(スズキファクトリー、+0.777)。2019年版フレームを試した。
チームメイトのアンドレア・イアンノーネは11位(+0.902)。第10コーナーで転倒し、エアフェンスに衝突。肩を強打したが骨折は免れた。これによりテスト予定が狂った。
テストライダーのシルヴァン・ギュントーリは19位(+2.634)。
★12位アレイシ・エスパルガロ(アプリリアファクトリー・グレジーニ、+1.157)。27周回目に転倒し、早めにテスト終了。カーボン製スイングアームの第3版(※約2kg)を試した。
チームメイトのスコット・レディングは16位(+1.646)。燃料タンクおよびシートの改良版を試した。
★13位ブラッドリー・スミス(KTMファクトリー、+1.357)。
チームメイトのピル・エスパルガロは日曜WUPでの転倒により左鎖骨を骨折。
テストライダーのミカ・カリオはザクセンリンク戦での転倒により療養中。
★15位フランコ・モルビデッリ(ホンダ・マークVDS、+1.488、VR46ライダーズアカデミー、ルーキー)。マシンの安定面に集中し、一歩前進した模様。今後、進むべき方向は明確になったとのこと。骨折が完治していない手が痛み、あまり走り込むことができなかった。
チームメイトのトーマス・ルーティは18位(+1.825、ルーキー)。
(2018年08月06日『Gpone』記事参照)
(2018年08月06日『Motorsport.com』記事参照)
『2018 ブルノテスト モトGP リザルト』
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ピル・エスパルガロはさすがに笑っちゃう