『スミス:2019年はアプリリアのテストライダー?』
★ブラッドリー・スミス(KTMファクトリー)には2019年、モトGPライダーとしてのシートは既にない。
★スミス選手はこれまで、ヤマハやKTMからテストライダーのオファーが来ているのではと取り沙汰されていたが、現在、アプリリアからテストライダーとして好オファーが来ており、契約には年に数回のワイルドカード参戦も含まれている。
★スミス選手がシルヴァーストンGP中、次のように話した。
「オーストリアGPまで、(テストライダーのオファーは)KTMとヤマハだけって思われてたんですが、シルヴァーストンGPの土曜日、アプリリアが話を持って来てくれたんですよ。日曜日にも話し合いを重ねたところ、かなりの関心を寄せてくれてました。
あと、土曜日にリン・ジャーヴィス(ヤマハ・マネージングディレクター)から、『イギリス人ライダーをヤマハがテストライダーに雇うことはない』と言われたんで、とりあえず、そっちの方ははっきりしたってことですね。
それから、ちょっと前にKTMが『テストライダーのワイルドカード参戦はない』って言ってたし…ジャーヴィスの方もああ言う言い方だったんで、僕としては、もうそれほど多くの選択肢はないってことです。
今後は、いくつかの点をもう少し調整しなければなりません。ただ、2日以内には話し合いの場を持って、契約する予定になってます。」
★アレイシ・エスパルガロ(アプリリアファクトリー)のコメント。
「(スミスは)経験豊富なライダーですしね。ヤマハ機をハイレベルな所にまで押し上げ、ここ最近はKTM機でかなり良い線まで行ってるじゃないですか(※シルヴァーストン予選で8位)。
スミスはまだ若く、今後、ファクトリーチームで走るチャンスもあると思うんですよ。でも、今年はこう言う状況になってしまってね(※ライダーの契約交渉がシーズン早々に行われた)。
とにかく、テストライダーとしてはベストだと思いますよ。」
★当初、アプリリアはテストライダーにスコット・レディングの起用を考えていたが、オーストリアGP後の暴言によりアプリリアの幹部らが考え直した模様。
★現在、アプリリアのテストライダーはマッテオ・バイオッコが務めているが、モトGP参戦したことがないためモトGP機で限界ギリギリの走行をすることができない。
(2018年08月29日『Corse di moto』記事参照)
(2018年08月29日『Gpone』記事参照)
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『イギリス人ライダーをヤマハがテストライダーに雇うことはない』えらい差別的な発言ですね。
スミスのことは高く評価してるけど、大人の事情でイギリス以外って事じゃないでしょうか。
(複数の候補がいる中で)実名を挙げずに,むしろ柔らかく否定したといったところですね.
当然ご理解されていると思いますが.
『イギリス人ライダーをヤマハがテストライダーに雇うことはない』
F1なんかでも良くドライバー名出さない時に国名で言う時が多々あるし
個人名出さない場合こう言う言い方になるから差別ではないよ
ジャービスさんもイギリス人だったような・・・。
ヤマハはテストライダーに
フォルガー(ドイツ人)
ペドロサ(スペイン人)
を検討してるのでイギリス人のテストライダーは考えてない
ということですね
スミスを名指しするのを考慮してイギリス人と揶揄しただけです
>イギリス人ライダーをヤマハがテストライダーに雇うことはない
話半分程度で信じない方がいいです
普通に変だな・・
と感じる部分は、訳がおかしいか原文が間違ってるかでしょう
毎年ルールの変更や追加が行われていますが、ここ何年か顕著にスピードが速くなってしまったライダーの早期契約問題への取り組みが欲しいところですね。
例えば前年最終戦終了からサマーバケーション終了まで各チームとライダーの交渉を禁止するような。
ホルヘやイアンノーネ等、中盤にかけて成績を上げてきている複数のライダーが来年マシン変更になったりGP界から離れたりといったのはあまり喜ばしい現象には見えませんし。
ライダーがバイクに順応してきた頃にクビを切るというのは、選手とマシンの双方を育てるという行為から逸脱しているように感じてなりません。
ジャービスは遠回しに表現しただけで差別というわけではないでしょう。欧米ではありがちかなと。
しかしシビアだなとは思いましたが。
個人的にはブラッドリー・スミスは8耐優勝の功労者のイメージがありますし…。
シート、一応あと2つ空いてるみたいですけど、金と政治力でアブラハムと中上で落ち着くんでしょうかね!?
https://en.wikipedia.org/wiki/2019_MotoGP_season
スミスはやっと調子出て来たけど、やっと投入された逆回転クランク搭載KTMのマシンのおかげなのか、それとも本人の実力なのか…
テストライダーのでしゃばりにはうんざりしてたんで、KTMの決断には賛成ですね。
人や団体を、国名や地名で言い表すのは、欧米ではよくありますよね。