『ロッシ:ドヴィみたいな問題があったらなぁ』
★ヴァレンティーノ・ロッシ(ヤマハファクトリー)が9月7日、ミザノ戦FP1で15位、FP2で8位だった。なお、FP総合も8位。
★ロッシ選手のコメント。
「ハードタイヤで作業ができると思っていたら、ソフト/ミディアムの方向で行かなきゃならなくって。トラックは滑りやすく、全体的に楽な1日だったとは言えませんね。」
【ドヴィツィオーゾ選手がタイヤの損耗が激しいと言っていたが…】
「タイヤに問題があって首位なわけだ!僕にもそんな問題があったらなぁ(笑)。」
【FP1では15位だったが…】
「午前FP1セッションではセカンドマシンに問題が出て、ボックス内がばたばたしてしまったんですよ。
リアにミディアムを履いて出走したんですが、あと1秒ってところでチェッカーフラッグが振られてしまって…シルヴァーストンの時と同様、間に合わなかったんです。
午後は、自己ベストを走行中、アブラハムに遭遇してしまったんです。眼の前を低速で走っていたんで、途中で減速しなければならなくて。」
【ポジティブ面もあった?】
「ある面においては満足してますよ。(8月19日の)ミザノテストの時よりもマシンの乗り心地が良いから。
とにかく8位ってことは、まだまだ作業は山積みですよ。特にブレーキングと電制システムに関してね。今日の第一目標はトップ10内だったんで、それは果たせました。ただ、良いレースをするにはもっと改善させていかないと。」
【チームメイトのヴィニャーレス選手がFP総合4位で、新しく入った電制システム専門のミケーレ・ガッダエンジニアが話題になっているが…】
「ミケーレとは、特に、将来に向けての作業をしているところなんです。ただ、今回のミザノはシルヴァーストンと同様、加速改善に向けてちょっと違うことを試してるんでね。
良くはなっているけど、ヴィニャーレスの方が僕よりその恩恵を受けているようですね。」
【では、マシン調整にもう少し頑張らないと…】
「トラックのコンディションが良くなってくれると良いんですけどねぇ…テストの時に比べ、今日は全然ラバーが乗っていなかったから。
通常、ヤマハ機はグリップがあれば上手く走ってくれるんですが、ただ、今夜、雨になるかもしれないから…明日の朝はまたゼロからやり直さなければならないかもしれません。」
【カルメロ・エスペレータ氏(ドルナ代表)が、劣悪コンディションによりレース中止となった際、今後は月〜火曜日に順延にすると言っていたが…】
「望まれるならば、1週間でも滞在しますよ(笑)。ただ、問題がすり替わってしまってるように思いますけどね。問題は月曜に順延するかどうかではなく、きちんとアスファルトを舗装することの方だから。」
(2018年09月07日『Gpone』記事参照)
なぜヤマハのプライベートチームに、マルク・マルケス選手の弟アレックス選手は入れなかったのか?
『兄の七光り』の逆になってしまったようです。
詳しくは、こちらでどうぞ。
【2018シルヴァーストンGP雨天中止まとめ&ホンダこぼれ話】[ 2018年9月5日 発行 Vol. 202 ]
●マルケス家の人間はヤマハでは無理だ
・マルク・マルケス憮然「まさか兄弟まで…」
・なぜアレックス・マルケスはヤマハに入れなかったのか?
・兄弟の1人がヤマハで、もう1人がホンダにいるなんて…
他
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「ただ、問題がすり替わってしまってるように思いますけどね。」
そう思います!
路面にラバーが乗ってる状態で雨が降ると、めちゃんこ滑るってのは良く効くけど、
ドライ路面にラバーが乗ってる状態でグリップが上がるってのが、どうもイメージ出来ないんだよな。
目の細かい路面より、目の粗い路面の方が、タイヤのゴムが路面に食い込むからグリップが高いのは分かるんだけど。
タイヤから一度離れたゴムが路面の目路に食い込んでる状態で、お互いのゴムが張り付きあう様な効果があるのかな。