ペドロサ『結果が出ないとモチベーションを上げにくい』2018ミザノGP

『ペドロサ：結果が出ないとモチベーションを上げにくい』

★ダニ・ペドロサ（ホンダファクトリー）が9月8日、ミザノ予選1を首位で通過し、予選2では11位だった。なお、首位とのタイム差は0.74秒。

★ペドロサ選手は2年前のミザノ戦でグリッド8位スタートで優勝している。

★ペドロサ選手のコメント。

「当然のことながら、マシンが仕上がりきっていない状態で、集中して思い通りのパフォーマンスに到達するのは難しいですね。
しかも、状況は去年より厳しくなっていて…当然のことながら、結果が出ない時は難しいものでしょう。やはり、出た結果でモチベーションも上がっていくものじゃないですか。ただ、大変なのは結果が出てくれないと難しくなってしまうってことで。」

【首位とのタイム差はそれほどでもないが…】
「各選手の1周タイムがここまで速くて、しかも拮抗しているのには驚きました。こんなに強い走りをする選手が大勢いることにびっくりしてしまって。でも、実際そうなんですよねぇ。
明日は好スタートを切れるかどうか…集中していかないと。今日の自分のリズムは期待通りのものではなかったので、なんとかして明日はもっと上手いこと作業していかないとね。」

【ライバル陣について研究してみた？】
「ヴィニャーレスと一緒に走ってみたんですが、僕よりかなり速かったです。多分、僕のマシンは加速で滑りまくってしまい、各コーナーの立ち上がりでちょっとタイムロスしてるんですよね。最終的に1周タイムは大したことのないものになってしまって。
各セクターに問題があるんですが、特に第2セクターの加速で苦戦してしまうんです。スズキやヤマハと比べても、僕は苦戦してますね。あと、最後のコーナー2ヶ所もイマイチなんですよ。」

【予選1から2にかけて、いまいち伸びることができなかったようだが…】
「予選1では、この金〜土曜にかけての自己ベストの1周を決められました。
新タイヤで2回タイムアタックしたところ、予選1も2もタイムは似たようなものだったんです。
全選手、1分32秒0台で本当に拮抗してましたよね。1位から11位までそんなに離れていないでしょ。実のところ、僕のあのタイムで11位だなんて驚いてたんですから。ただ、今日は本当に拮抗していて、全員、最高タイムを出せるような状態でした。」

【レースに向けては？】
「ここ最近の他のレースのことを思えば、今回はちょっと僕の模範タイムに近いんですよ。ただ、FP4でのリズムはけっこう離されているから、今日はあまり満足してないです。
雨の後、トラックのグリップが落ちてしまったのは確かでしょう。ただ、そう言う意味では、明日の方がコンディションは良いでしょうね。手応えが上がってくれるかどうか、様子を見ていきますよ。」

（2018年09月08日『Gpone』記事参照）

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ペドロサ選手は引退後、ＫＴＭテストライダーになるかもしれないから、もうホンダで新マテリアルは提供されない！？
そして、クラッチロー選手によれば、ペドロサ選手はテストライダーに向いていない…と。
詳しくは、こちらでどうぞ。

【2018シルヴァーストンGP雨天中止まとめ&ホンダこぼれ話】［ 2018年9月5日 発行 Vol. 202 ］

●ペドロサはKTMテストライダーになるのか？
・新マテリアルを用意してもらえない…
・クラッチロー「ペドロサはテストライダーには向かない」
他

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