マルケス『ドヴィの戦法を学習した』2018もてぎGP

『マルケス：ドヴィの戦法を学習した』

★マルク・マルケス（ホンダファクトリー）が10月21日（日）、茂木決勝戦で優勝し、モトGP5回目タイトルを獲得した（世界選手権キャリア7回目）。

★マルケス選手がホンダのホームである茂木でモトGPタイトルを決めるのは、これが3回目である。

★トラック脇に用意されたTVゲームで、『レベル7』を制覇し、7回目タイトルを祝った。

★マルケス選手がレース直後、イタリア衛星放送『SKY』のインタビューで次のように話した。

「とにかく、本当に嬉しいです。アラゴン戦の後ぐらいからタイトル獲得に接近してきたなぁって思ってたんですが、でも、『モチベーションをもっともっと上げなければ』って言ってたんですよ。それで、初マッチポイントで獲得するって言うのはどうかってことになって…叶いましたね。
ホンダにとって本当に重要なことでしたから。今週末の出来具合については満足してます。」

【今日のレースについては？】
「ちょっと予想していた通りの展開でしたね。『良いスタートを切って、第1ラップは上手くこなしてくれよ』って自分の身体に言い聞かせてたんですが、上手くいきました。最初の目標…ドヴィの後ろについて第1ラップを終えるって言う目標は達成できましたから。
その後の10周で攻めて行くようにしてたんですが、ミスってしまって。そうしたら、ラッキーなことにドヴィが転倒してくれたんですよ。」

【作戦については？】
「見ていて分かったと思うんですが、今年の僕の戦法は、去年、ドヴィがやってたのをちょっと使ってるんですよね。去年から今年にかけてドヴィから吸収したんです。
彼は本当にハイレベルなライダーだと思うんで、来年も最後の最後までこんな感じで戦っていくんだと思ってます。」

【あと3戦、まだコンストラクターズ・タイトルが残っているが…】
「もう、これ以上のリスクは負えませんよ。今日はリスクを負いました…見ていて分かったでしょ。
限界ギリギリの走りはしていきます。シーズンのこの時期、僕やドヴィ、それとロレンソが一歩抜きん出ていたから。
今後はレースできちんと完走していくよう頑張ります。
今後、どうなるか…今はチームと一緒にお祝いをして…来年はまた新たなタイトル争いに向けて、やる気とプレッシャーが出てくるわけで。
でも、とにかく、今はお祝いですよ。」

（参照TV放送 『Sky Sport MotoGP HD』）

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