2019 カタールGP【モト3：決勝戦＆トピックス】

『2019 カタール モト3 決勝戦ピックス』

★3月10日（日）、カタール戦 モト3クラスの決勝戦が行われた。

★首位カイト・トバ（ホンダ、ホンダチーム・アジア）。世界選手権キャリア初優勝。モト3史上、日本人ライダー初優勝。最低排気量クラスで日本人が優勝するのは2007年のトモヨシ・コヤマ以来久しぶり。金〜土曜も常に上位にいた。
トバ選手のコメント。
「今、ここにいるのはホンダの力です。優勝はホンダに捧げます。」

チームメイトのアイ・オグラは11位（ルーキー）。

★2位ロレンツォ・ダッラ・ポルタ（ホンダ、レオパード）。作戦ミスで最後の直線コースで抜かれる。
ダッラ・ポルタ選手のコメント。
「良いスタートでしたね。うちは強いですから。各サーキットで強い走りをするよう頑張ります。」

チームメイトのマルコス・ラミレスは4位。グリッド20位スタート。

★3位アロン・カネ（KTM、マックス・レーシング）。マックス・ビアッジチーム初参戦。PP獲得。
カネ選手のコメント。
「厳しかったです。まぁ、うちにとって3位は好リザルトですけどね。」

★5位チェレスティーノ・ヴィエッティ（KTM、VR46、ルーキー）。ルーキー勢トップ。
チームメイトのデニス・フォッジャは転倒リタイヤ。ロドリーゴに接触されたマサキに衝突。

★6位アルベルト・アレーナス（KTM、アンヘル・ニエト）。
チームメイトのラウル・フェルナンデスは7位。

★8位ニッコロー・アントネッリ（ホンダ、SIC58、VR46ライダーズアカデミー）。
チームメイトのタツキ・スズキは転倒リタイヤ。

★9位ロマーノ・フェナーティ（ホンダ、スナイパーズ、昨年はモト2参戦）。『トラック制限』の警告が出されていただけなのに、『ロング・ラップ・ペナルティ』と勘違いし、2位走行中にみずから遠回りコースを回ってしまった。
フェナーティ選手のコメント。
「警告が出ていて…（遠回りコースを）走らなければならないと…新しいレギュレーションだったから。
他のマシンに替えるつもりはありません。懸命に努力して、批判コメントはあるけれど、でも、戦闘力を上げて速くなることだけを考えます。
コーナーは上手くいったけど、直線コースで苦戦してしまって。次のアルゼンチンではもっときちんとダッシュボードを読むようにします。」

チームメイトのトニー・アルボリーノは16位。

★10位ヤコブ・コンフェイル（KTM、Redox PruestelGP）。新マフラーは長いタイプで、出力がソフトになり操縦しやすくなった。
チームメイトのフィリップ・サラックは21位（ルーキー）。

★12位アロンソ・ロペス（ホンダ、エストレージャ・ガリシア）。
チームメイトのリュウセイ・ヤマナカは20位（新人セルジオ・ガルシアがまだ年齢制限に達していないため代役参戦）。

★14位アンドレア・ミーニョ（KTM、Bester Capital Dubai、VR46ライダーズアカデミー）。序盤の接触で順位を落とす。
チームメイトのジャウメ・マシアは転倒リタイヤ。メディカルセンターで検査。

★15位ガブリエル・ロドリーゴ（ホンダ、グレジーニ）。先週のテストで鎖骨骨折。

★18位ジャン・オンジュー（KTM、KTMアジョ、ルーキー）。昨年ヴァレンシア最終戦にワイルドカード参戦し、最年少優勝を記録。

★19位カズキ・マサキ（KTM、BOE Skull Rider Mugen Race）。

★その他の転倒はアユム・ササキ、タツキ・スズキ、ダリン・ビンダー。

（参照TV放送 『Sky Sport MotoGP HD』）

---

『2019 カタール モト3 決勝戦リザルト』

---

『2019 カタール モト3 総合順位』