『ロッシ:もう1周走っても何も変わらなかった』
★6月1日(土)、ムジェッロGPでヴァレンティーノ・ロッシ(ヤマハファクトリー)が、FP総合で13位となり、予選1を8位で終えた。なお、スタートグリッドは18位(6列目)である。
★ロッシ選手のコメント。
「昨日、苦戦して、かなり遅かったんですよ。今日の午前FP3では一歩前進し、なかなか速かったんで、けっこう喜んでたんですけどねぇ。
FP3での作戦は適切でしたよ。ただ、問題はあのセッションでの最終ラップがねぇ…僕は速すぎたんですよ。予選2へ直行できそうなタイムを出していたのにねぇ。それが目標だったんだし。
残念ながら、最終コーナーは強いプッシュをしてたのに、ブレーキが利かない状態で差しかかってしまったんです。ブレーキレバーがもう一杯一杯で、膨らんでしまいました。予選2へ上がれてたなら、今日はもっと違う1日になってたんですけどねぇ。
ただ、ドヴィツィオーゾとピッロの方が1周タイムは速かったんでね。予選1ではユーズドタイヤを使ったんですが、気温のせいで苦戦してしまって。
作戦については特に言うこともないでしょう…あいにく、それほどスピードは出てなかったし、そう言う場合は、なにかしら奇跡でもないと…誰かのスリップストリームに遭遇でもしないことにはねぇ。
根本的な問題は、とにかく苦戦しまくってるってことですよ。もう少し戦闘力が高いと思ってたのに、実際は遅かったんです。」
【マルケス選手がドヴィ選手にしていたことは、どう思う?】
「接触の方?それとも、後追いの方?
まぁ、どうですかねぇ…その辺に関しては、ツイてもいないことにはねぇ。あと、上手く立ち回る必要もあるし。マルケスはそうしてたんじゃないんですか。
上手いことスリップストリームをフル活用して、PPを勝ち取ったわけでしょ。そうじゃなければ苦戦していたと思います。まぁ、マルケスは上手かったですよ。」
【チーム内に一大改革が施され、良くなったと言われていたのに…】
「一大改革があったのはヤマハであって、うちの作業チームではないですよ。僕だけじゃなく、ヴィニャーレスの方も変わってますから。
とにかく、懸命に作業はしてるんですよ。オースティンの時と同じようにやってるんですが…あの時は2位だったのに、もっと上手くいくと思っていたル・マンとムジェッロで苦戦してるんですよね。
明日はちょっと挽回していかないと。予選1では、最後、(時間切れで)1周走れなかったけど、(たとえ走っていても)何も変わらなかったでしょうね。」
(参照サイト google 翻訳:『Moto.it』)
なぜル・マンではロッシ選手だけが去年より遅くなっていたのかって話は有料閲覧『note』で!!