アゴスティーニ『ロッシは20年以上勝ってきたが、いまや世間はマルケスを話題にしている』

『アゴスティーニ：ロッシは20年以上勝ってきたが、いまや世間はマルケスを話題にしている』

★ジャコモ・アゴスティーニ元選手（1960〜70年代に世界選手権で活躍した元レーサー。計15回タイトル獲得）が、ヴァレンティーノ・ロッシについて次のように語った。

「スポーツマンなら誰だって知ってることでしょ。誰だって、いずれは引退するんですよ。
私なんかね、2年間泣き続けましたよ。夜中、よく汗だくになって目が覚めたもんで…レースに出ている夢を見てね。ただ、胸の奥では『然るべき一歩を踏み出した』って分かってはいたんですけどね。」

【どうやって引き際を悟ったの？】
「それなりのリザルトが出なくなった時ですね。まだまだ優勝できる状態ではあったが、もはや何かが変わってしまったことは分かってたんですよ。」

【ロッシ選手もそう言う状態だと思う？】
「私が言うべきことではないでしょ。ヴァレンティーノはまだまだ最高リザルトを取りに行けるからね。こうすべきだなんて、誰にも言う権利はありませんよ。
ただ、現在どんな状況かと言うことを、きちんと判断できるのは本人だけだから。
私は2〜3位争いをして、優勝からは遠ざかってしまった時、『あぁぁ…そろそろなんだな』って自分で悟りましたね。」

【ロッシ引退はモトGPに大きな影響を及ぼす？】
「当初は、あるでしょうね。モハメッド・アリやマラドーナ、エディ・メルクスが引退した時だって、そうだったでしょ。ぽっかりと大きな穴でもあいたみたいになってね。
大衆って言うのは、長く頑張って、また勝てるようになるって挑んでいく選手を愛するものだから。ロッシなんか、20年以上も勝ってきてるんだからね。
ただ、世間はいまやマルケスの方を話題にしているわけだ。
大物って言うのは、打ち負かされるのが運命なんですよ。遅かれ早かれ、自分より強い選手が現れるものなんですって。」

#MotoGP | #Agostini: "Vale ha vinto per 20 anni, ma ora si parla di Marquez"https://t.co/eBzwteBI4t

— Motorsport_IT (@Motorsport_IT) July 22, 2019

（参照サイト google 翻訳：『Motorsport.com』）

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