『2019 ブリーラム モト3 決勝トピックス』
★10月6日(日)、ブリーラム戦 モト3クラスの決勝が行われた。
★総合順位は以下のとおり。
首位ダッラ・ポルタ(204ポイント)、2位カネ(182ポイント)、3位アルボリーノ(161ポイント)、4位ラミレス(136ポイント)、5位マクフィ(126ポイント)、6位アントネッリ(118ポイント)。
★首位アルベルト・アレーナス(KTM、アンヘル・ニエト)。キャリア3勝目。
アレーナス選手のコメント。
「時にはプッシュし、時には休みながら、常に上位にいるよう頑張ってました。今日のマシンは素晴らしかったですね。」
チームメイトのラウル・フェルナンデスは9位。
★2位ロレンツォ・ダッラ・ポルタ(ホンダ、レオパード、総合首位)。大好きだった祖母が数日前に逝去。
ダッラ・ポルタ選手のコメント。
「レースの間ずっとプッシュしてました。ここのトラックはスリップストリームの威力が大きいから。後続との間にちょっとしたスペースができるようにして、最後のコーナーで抜かれてしまったけど、僕がミスってしまったんです。今日は祖母に勝利を捧げたかったんですが…でも、まぁ、これでOKです。」
チームメイトのマルコス・ラミレスは4位。
★2ポイント差で総合順位2位に就いていたアロン・カネはビンダー選手に衝突されて転倒、リタイヤ。総合首位と22ポイント差となった。
★3位アロンソ・ロペス(ホンダ、エストレージャ・ガリシア)。モト3キャリア初表彰台。2020年はビアッジチームよりモト3参戦。
ロペス選手のコメント。
「人生最高の感触です。今日のリザルトは家族とチームに捧げます。この5年間、応援してもらいました。来年は別のチームなんですが、ここのチームのことはずっと家族だと思ってますから。」
チームメイトのセルジオ・ガルシアは14位(ルーキー)。来季も同チームよりモト3参戦。
ロペス後任として、2020年よりリュウセイ・ヤマナカが参戦。
★5位デニス・フォッジャ(KTM、VR46)。
チームメイトのチェレスティーノ・ヴィエッティは6位(ルーキー)。初PPスタート。同トラックは初めて。
★7位カイト・トバ(ホンダ、ホンダチーム・アジア)。
チームメイトのアイ・オグラは最終ラップで転倒リタイヤ(ルーキー)。2020年も同チームよりモト3参戦。
2020年、トバ後任としてユウキ・クニイが参戦。チームマネージャーはヒロシ・アオヤマが続行。
★8位ステファノ・ネパ(KTM、Reale Avintia Arizona 77)。
2020/2021年はカルロス・タタイが同チームから参戦。タタイ選手は今季ルーキーズカップ総合優勝。
★10位トニー・アルボリーノ(ホンダ、スナイパーズ)。ラスト5周、右グローブ調整のため失速。第4ラップから右手が麻痺していた。
アルボリーノ選手のコメント。
「ブレーキは小指だけでかけてました。グローブを脱ぐしかなくって。以前もレースで何回かこう言う風になってしまって。でも、僕のミスです。これを糧に、もっと強くなります。」
チームメイトのフリアン・ホセ・ガルシアは転倒リタイヤ。フェナーティ代役。今季スペイン選手権(CEV)参戦中。
ロマーノ・フェナーティはミザノ転倒で舟状骨骨折、9月18日に手術。2020年はビアッジチームよりモト3参戦。
★11位フィリップ・サラック(KTM、Redox PruestelGP)。
チームメイトのヤコブ・コンフェイルは12位。
同チームからは2020年、Barry BaltusとJason Dupasquierが参戦。
★13位リカルド・ロッシ(ホンダ、グレジーニ)。最後尾スタート。
チームメイトのガブリエレ・ロドリーゴは午前ウォームアップでハイサイド転倒し、右足の中足骨を骨折。棄権。
★15位マカール・ユルチェンコ(KTM、BOE Skull Rider Mugen Race)。
チームメイトのカズキ・マサキは18位。
★16位ダヴィデ・ピッツオーリ(KTM、Mugen Race)。マシア代役。
チームメイトのアンドレア・ミーニョは転倒リタイヤ(VR46ライダーズアカデミー)。最終ラップ序盤、表彰台争いの最中、オグラ選手に接触して転倒。
ジャウメ・マシアはアラゴン決勝戦で右腕橈骨負傷、9月23日に手術。
★17位ケヴィン・ザンノーニ(ホンダ、SIC58)。アントネッリ代役。
チームメイトのタツキ・スズキは転倒リタイヤ。
スズキ選手のコメント。
「こんなの駄目ですよ。スポーツはフェアじゃなきゃ。ビンダーって言うのは『ケガしませんように』って思いながら気違いみたいに突っ込んでくるんですよ。
あんなのレースじゃないでしょ。殺されに来てるわけじゃないんだから。イカれてますよ。」
ニッコロー・アントネッリ(VR46ライダーズアカデミー)はミザノ転倒で手首骨折、9月17日に手術。
★19位デニス・オンジュー(KTM、KTMアジョ、ルーキー)。ミザノで双子で正規ライダーのジャンが転倒、左鎖骨骨折。以降、デニスが代役を務めている。
★20位ダリン・ビンダー(KTM、CIP、ブラッド弟)。第8ラップでカネ選手に衝突し、マクフィ、スズキらを転倒させる。来季も同チームよりモト3参戦。アラゴンでのペナルティによりスタートグリッド6順位降格。
チームメイトのトム・ブース・アモスはリタイヤ。
2020年よりブース・アモス後任としてMaximilian Kofler)が参戦。
★ペトロナス・スプリンタチームは両選手とも転倒リタイヤ。
ジョン・マクフィはカネ転倒に巻き込まれる。
チームメイトのアユム・ササキは転倒リタイヤ。FP1での減速走行によりグリッド最後尾降格ペナルティで27位スタートだった。
ササキ後任として、2020年はカイルール・イダム・パウイが参戦(今季モト2参戦中)。
『2019 ブリーラム モト3 決勝リザルト』
『2019 ブリーラム モト3 総合リザルト』
(参照TV放送 『Sky Sport MotoGP HD』)
ビンダーは酷すぎる。
バイクの振り方も。
少し学習せんと。
確かに以前から危険人物の一人ですねぇ、モト2の従兄弟も最近は目立たないように地味にアンフェアー走行してますしね。
これもレースと云うには飲み込みづらいことがMoto3は多すぎる。
若いライダーが多いので経験と技量が足りないのはしょうがないけど、タツキが云うようにあんな走り方で何度もレースを台無しにされたらたまったものじゃないよね。
小椋くんも最終ラップでミーニョにコケされられたけど、これもまたかって感じでなんとも後味が良くないです。