MotoGP

『ロレンソの燃料タンクは取るに足らない事ではなかった』クリスティアン・ガバッリーニ

『ガバッリーニ:ロレンソの燃料タンクは取るに足らない事ではなかった』

★フランチェスコ・バニャイア(ドゥカティ・プラマック)のチーフメカニックを務めるクリスティアン・ガバッリーニ氏(これまでストーナー、ロレンソ、ミラー選手らを担当)が、5月13日のインタビューで次のように語った。

【ホルヘ・ロレンソについての印象は?】
「ホルヘはマシン評価に関し、常にかなり冷徹でしたよ。ドゥカティ機に初めて乗った時は、ヤマハ機と比べて『ここがかなり違うが、この辺はそうでもない』と技術的な分析をしていました。
冷静な様子が印象的でしたね。マシンについて解決すべき問題点を、ずらりと箇条書きにしてましたよ。
2017年は厳しいシーズンだったが、ホルヘにとってもドゥカティにとっても良い勉強になりましたよ。決してジタバタせずにね。期待以下の結果ではあったが、2018年に向けての準備でしたから。
例の燃料タンクの件は、数多くこなした改善やホルヘ自身が努力していたマシンへの適合作業などの氷山の一角に過ぎないことだし、取るに足らない事柄ではなかったんです。今でもバニャイアやミラー、ペトルッチが使用してますからね。
ドゥカティ機の操縦はホルヘにとってはかなり重労働だったから、あの燃料タンクのおかげで緩和はされたんですよ。
もちろん、それ1つで全てががらりと変わったわけではないですよ。ル・マンとムジェッロでの変身ぶりについては、そばで見ていた身としても説明しがたいものがありますからね。あんなに変わるとは誰も思ってもいなかったんですから。
ただ、ほんの些細なことが、大きな分岐点になると言うこともあるから。
ホルヘは物凄い人物ですよ。実際に本人を良く知るまでは分からないでしょうね。実に謙虚だったし、ドゥカティ機の操縦を学ぶべく色々と挑戦していました。例えば、リアブレーキの使い方を学んでみたりとかね。
ただ、ホンダであんなに苦労していたのには驚きましたけどね。最初は苦戦しても、すぐに克服するだろうと思っていたものですから。」


(参照サイト google 翻訳:『Moto.it』)


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POSTED COMMENT

  1. ゲイ より:

    すごいな、あのタンクはドヴィ以外みんなつかってるようなもんか…
    ロレンソのファンとしては移籍後もあのタンク形状が使われてるってのは感慨深い
    ファビオもロレンソお手本にしてるっていうしね
    惜しむべくはホンダにもそういったものを残してもらいたかった…

  2. ジョルジョ99 より:

    ホルヘタイプのウイングもペコ機に良く装着されているしね。

  3. さんぼん より:

    ライダーの要望を反映してくれないのがホンダってイメージだったけど、未だにそうなんか?

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