『グレジーニ:ジョナサン・レイと契約間近だった…』
★6月6日、ファウスト・グレジーニ(アプリリアファクトリーのチームマネージャー)が伊サイトのインタビューで、次のように話した。
【過去にジョナサン・レイと交渉していたと聞いたが…】
「ええ。けっこう接近していた時期もありましたね。本当に、あともう少しで合意すると言うところまで行ってたんですよ…2013〜2014年頃の話ですけどね。
ジョナサン・レイはね、スーパーチャンピオンライダーだと思いますよ。モトGPで実力を発揮できるようなチャンスを掴んで然るべきでしょう。もちろん、生易しいクラスではないが、代役参戦した際にモトGP機でも速いってところを証明してみせたんですからね。
私が思うに、ちょっとSBKに長く留まりすぎたんじゃないですかね。モトGPに出てくれたら素晴らしいんだが。好結果を出せると思いますよ。
今からだって遅くはない。強い走りができて、やる気があるのなら、今まで通りと言うことでしょ。」
※レイ選手は2012年シーズン後半、モトGPに代役参戦し、8&7位を獲得している。また、この当時、グレジーニはホンダのプライベートチームだった。
【アプリリアは2022年から100%完全ファクトリーチームになる予定だが、貴方はスズキのプライベートチームになる可能性もあるの?】
「2022年にアプリリアが完全ファクトリーになったら、うちはプライベートチームになるわけでね。ドルナとの契約更改は2022年から始まる予定なんですよ。
アプリリアも開発に向けてマシンが余分にあった方が良いし、若手ライダーも出したいわけだからプライベートチームが必要でしょ。現在のモトGPは、皆、そう言う形でやってるんだしね。
2021年末でアプリリアとの付き合いは7年になるのだから、当然、すべてを水の泡にする気はありませんよ。私はこのままモトGPでやって行くつもりだし、アプリリアにもこのままうちと組んでいくメリットはありますからね。
どこのメーカーと組んで行くか…今後、様子をうかがって行くつもりだが、とにかく、アプリリアは選択肢の1つです。」
※なお、アプリリアは2015年よりグレジーニと契約し、『Aprilia Racing Team Gresini』と言うチーム名で参戦している。つまり、現在、アプリリアは正式にはファクトリーチームではなく、『グレジーニ』と言うプライベートチームに委託すると言う形を取っている。そのため、ドルナからチームへの支援金も、ファクトリーとプライベートの中間的な金額が支給されている。
[ 後半に続く ]
Gresini: "Sono stato davvero vicino a prendere Jonathan Rea in MotoGP": "Non credo sia tardi per lui, meriterebbe di mostrare il proprio valore anche tra i prototipi. Petrucci in Aprilia? Posso dire che di certo a Noale vorranno un pilota italiano anche… https://t.co/YHAQOAGPYC pic.twitter.com/Iv4t7V5Af3
— gpone.com (@gponedotcom) June 6, 2020
(参照サイト google 翻訳:『Gpone』)
(Photo:Instagram)
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