『レイトナー:エスパルガロはうちで成長し、今はホンダが欲しがっている』
★現在、ポル・エスパルガロ(KTMファクトリー)のホンダファクトリー移籍が取り沙汰されており、正式発表はないものの同移籍は既にモトGP業界で周知の事実と受け止められている。
★同移籍が決まった場合、KTMは開発の要となり、唯一、同メーカーで表彰台を獲得したライダーを失うこととなる。
★KTMのマイク・レイトナー氏(チームマネージャー)が、先日、次のように話した。
【ポル・エスパルガロ離脱について取り沙汰されているが、今後もマシン開発を任せていくつもり?】
「ええ。通常通り、ポルはテストを行う予定ですよ。もう離脱するって決まってたりするんですか?うちとしては、まだ100%確かな話ではないと思ってますが。
今シーズンは大きな違いを出していきたいと思っているし、うちのライダーらは意欲的な目標を掲げてますからね。」
【エスパルガロ離脱の可能性については?】
「もちろん、そう言う可能性があることは知ってます。だからこそ、今後、どのように対応していくべきかを考えなければならないんですよ。
もちろん、皆が想像している通りの状況とは若干違うのかもしれないと願ってはいるが、ただ、もし想像通りの状況ならばねぇ…うちは既に数人のライダーと話し合ってる最中なんですよ。」
【ダニ・ペドロサ復帰の可能性については?】
「そう言うことは本人に訊いてみないと…本人がどう思っているか、私には分かりませんからね。
KTMとしては、引退したライダーに対して復帰するよう説得する気はありません。本人も望んでいないと思うんですよ。その件については、以前も意向を訊いてみたことがあったんで。
そう言うこともあり、2021年に向けては現役ライダーとのみ話すようにしています。」
【ダニーロ・ペトルッチは2021年に向けて、まだシートが決まっていないが…】
「ポルもダニーロもウェットで速いライダーですよね。この2人を比較しろと言うのなら、答えは簡単ですけどね。私はトップ15内で走るモトGPライダーのことは全員、高く評価してますから。
その範囲内にいるライダーで、名乗り出てく者は大勢いるかもしれませんね。
ホンダがポルに興味を持つようになったのは、この3年間、KTMで大きく成長したからでしょう。ポルはライダーとして成長し、うちのマシンもまた成長したわけです。
だから、現在、他のメーカーが彼に注目するのは当然のことなんですよ。
ポルにとって、ホンダは新たなビッグチャンスとなるでしょう。とにかく、あとはどのように展開するのかを待つだけでしょうね。」
Leitner: "Pol Espargarò in Honda? È cresciuto grazie a KTM": "Non consideriamo Pedrosa, al momento non vuole tornare a correre. Stiamo già parlando con diversi piloti. Petrucci? È veloce con la pioggia" https://t.co/5FlJ8q0uUD pic.twitter.com/HvKaK6077W
— gpone.com (@gponedotcom) June 10, 2020
(参照サイト google 翻訳:『Gpone』)
(Photo:Instagram)
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