『ヤマハ危機一髪:ロッシ&ヴィニャーレスの日本人スタッフが来れないかも…』
★2020年のモトGPスケジュールが公表され、開幕戦は7月19日に確定した。
★しかし、日本人およびオーストラリア人の欧州渡航および欧州内移動が規制されているため、日本メーカー陣(ヤマハ、ホンダ、スズキ)にとっては大きな問題となっている。
★ヤマハのリン・ジャーヴィス氏(マネージング・ディレクター)が、次のように語った。
「たとえ、陰性であることが証明できても駄目なんですよ。ただ、今後、オーストラリア人に関しては、職業上の重要な理由がある場合は例外措置が設けられるようなんです。
(※ヴァレンティーノ・ロッシのチームに、オーストラリアおよびニュージーランド在住のスタッフ(アレックス・ブリッグス、ブレント・スティーブンス)がいる。)
通常のレースウィークエンドでは、ロッシ&ヴィニャーレスチームで計55名になるんですが、医療プロトコールにより45名にまで削減されました。
ただ、現状からすると、10名は現地入りできないことになってしまうんです。内訳は日本人が7名、オーストラリア人が3名です。」
【また、シェンゲン協定により、外国人は6ヶ月以内の欧州滞在は90日間と決められているが…】
「個人での旅行ならば、1〜2日オーバーしてしまった等と言うこともあり得るのかもしれないが、ヤマハのようなグローバル企業としては最新の注意を払って規則を遵守なければ。企業姿勢として、規則の遵守が第一優先ですからね。
これらの問題に対し解決策が見つからない限り、参戦はできないでしょうね。特に、日本人エンジニアのヨーロッパ渡航問題を解決しない限りは。
彼らが参戦できないとなれば、当チームにとっては大きな支障となりますから。うちだけではなく、ホンダやスズキも同様ですよ。
このままでは欧州メーカー陣が、明らかに有利になってしまうでしょ。通常通りの体制で参戦できるのですからね。
とにかく、これらの問題が解決しない限り、今シーズン、参戦自体が危ぶまれると言うことを懸念してるんですよ。」
Jarvis, Yamaha: Rossi e Vinales rischiano di perdere i propri tecnici: I membri australiani e giapponesi del nostro team non possono al momento entrare in Europa. Se non si risolve la situazione, la squadre europee saranno favorite in modo sleale” https://t.co/EiaZRusXXs pic.twitter.com/09ndcCH02r
— gpone.com (@gponedotcom) June 13, 2020
(参照サイト google 翻訳:『Gpone』)
クアルタラローがファクトリー昇格について、ヤマハとどうやって交渉したかって話は有料『note』で!!
日本人7人の内訳が気になるね
エンジニアではないんだろうけど
メーカーだけじゃなくアライ、ショウエイ始め、他の技術スタッフも影響ありそうだしねぇ
今更かよ、前からヨーロッパを中心にレースを再開するって言われてたのに何も準備してなかったのか?
必要な人材ならなんとかして移動させるように初めから動いてれば良かったのに
成程、こんな落とし穴が待っていたとは!
欧州勢も待機中は恐らく隠れての開発はしていないでしょうから、お互い有利不利があってレースの見所が増えましたね。
一つのチームに45人(すでに10名削減)
来れない人が10人(通常より20人も減)
てことは一人のライダーにつき17.5人。
人数だけで考えても技術者さんじゃないとは言い切れないと思うし、昨今のmotoGP機でマルチにこなせるエンジニアさんていうのも難しそう。
滞在には期限もあるから交代要員(代わりが務まるとして)を準備しようにも限度というものが……。
スズキさんのデータエンジニアさんが重症を負われたとのことでとっても心配してたんですけど(ご本人のこともチームのことも)こんな事まで待ち受けていたとは…。
なんとか解決する手立てが見つかりますように。
H.Y.S共に企業コンプライアンスを重視するだろうから、現段階ではヨーロッパへの渡航は自粛するんじゃないでしょうか。日本人不在でレースは出来るものなのか疑問ですが。
アレックスさんとブレントさんのお二人とお話させて貰った事があって
てっきり皆、イタリアンだと思ったらオレ(アレックスさん)はオーストラリアで
あっち(ブリントさん)はニュージーランドだよって聞いた時を思い出した。
ロッシチームの去就も含めて今回はどうなるのか心配だけど、開幕にはまた
いつものメンバーが集まって開幕出来る事を祈ってます!
JALは7月以降欧州便も飛ぶみたいだし、水面下では外務省とすり合わせできてるのかな。
https://www.jal.co.jp/jp/ja/info/2020/inter/200610_03/
>必要な人材ならなんとかして移動させるように初めから動いてれば良かったのに
いや、だからシェンゲン協定の話書いてあるじゃん
2週間早く入って隔離期間を、とかの話じゃないんですよ