『ザルコ:僕は気狂いなんかじゃいないとロッシ&モルビデッリに言った…』
★8月16日(日)、オーストリアGP決勝戦でヨハン・ザルコ(ドゥカティ・アヴィンティア)が転倒リタイヤとなった。
★レース1の第8ラップ第2コーナー手前のアウト側でザルコ選手がモルビデッリ選手を抜いたものの、グリップ不足の箇所でハードブレーキを開始し、ミスをしてモルビデッリ選手を巻き込み、時速300kmで転倒した。
その直後、モルビデッリ選手のマシンが、ロッシ選手のすぐ目の前を飛んで行った。
★ザルコ選手のコメント。
【ロッシ選手が『これまでのキャリアで一番危険だった』と言っていたが…】
「物凄い事故でした。僕は直線コースでフランコ(モルビデッリ)を抜いて、できるだけ左に寄るようにしつつブレーキをかけたら、その走行ラインを保つことができなかったんです。
そうしたら、不意にフランコがぶつかって来て、2人とも転倒してしまいました。もちろん、こう言う事故を起こそうと思っていたわけではありません。」
【では、どう思っていたの?】
「僕としては、フランコをブロックしようと思ってはいませんでした。実際、モトGPではモト3のように、直前に走行ラインを変えることなんてできませんから。
モトGPの場合、スリップストリームにかなり大きく引っ張られてしまうから…例えば、以前、フィリップアイランドで僕とマルク・マルケスの間にそう言うことがあったじゃないですか。
今回、僕は抜いた直後、できるだけ左に寄っていようとし、そうやってブレーキをかけたんです。でも、今も言った通り、フランコがぶつかってきて、2人とも転倒してしまったんですよ。」
【モルビデッリ&ロッシ選手からザルコ選手に対し、かなり厳しい批判が出ているが…】
「コメントが出てたんで、少し読みました。とにかく、モルビデッリやロッシと個人的に話し合いはしました。
モルビデッリとはメディカルセンターで一緒になったんですが、とにかく、僕から話しをしに行こうとは思っていて…その後、モルビデッリとはハグし合いました。そのために話し合ったんですから。
それから、ロッシと10分ほど話し合って…2人に対し『僕はマシンに乗った気狂いじゃない』と言って、きちんと誠実に話をしました。
今回のことは、本当に残念に思っています。ただ、さいわい、けが人は1人も出なかったし…とにかく、元気でいることが一番重要だから。」
【なぜああ言う操縦をしたの?】
「あれがイカれた操縦だったとは思ってません。レース序盤で僕は強い走りができていると感じていたし、だからこそ、モルビデッリを絶対に抜けると思い、実際、抜いたんです。
今も言ったように、僕は左に寄ろうとし…右側にスペースはなかったですからね。僕はモルビデッリを抜いて、ブレーキをかけたけど、でも、走行ラインを保つことができなかったんです。
そうしたら、モルビデッリがぶつかってきて…今も言ったように、ここのトラックはスリップストリームが凄まじいもんだから。」
Zarco: “A Rossi e Morbidelli ho detto che non sono un pazzo": "Ho avuto modo di incontrare entrambi e ci siamo chiariti. Ho frenato, non sono riuscito a tenere la linea, qui la scia ti risucchia e Franco mi ha toccato” https://t.co/7H0qLlaBqR pic.twitter.com/0cb1gaGyDO
— gpone.com (@gponedotcom) August 16, 2020
(参照サイト google 翻訳:『Gpone』)
ブルノでのロッシ選手はヘレスより評価が高かったって話などは、note『チェコGPまとめ』でどうぞ!
この2人、特にモルビデリと和解したのはいいニュースです。話し合って理解し合えたならお互い、それぞれの行動に一定の理解があったのでしょう。
サーキットでとんでもない運転した相手にはどう謝られてもその日のうちに溜飲が下がることなんてありません、もう話したくもないという気分になりますから。(フランキーが寛容だったのかもしれませんが)
それにしてもオリベイラはなんで激おこだったんですかね?ご存知の方いらしゃいますか?
>いわい、けが人は1人も出なかったし… へぇ、そう思っているんだ。
少なくとも私はあの瞬間心が傷を負いましたよ。
大した自信で矛盾だらけのコメント読んで、
この人物がファクトリーにならないことを強く願いたいです。
ホント、
WGP250からMoto2に替わってからこの手の危険な事故が増えたよね。
ザルコも本当のことを言わずに「俺は追突された被害者」で押し通せばモルビデリィが悪いとなっていたかも知れない。
狙った操縦が出来ずにモルビデリのラインを閉じてしまったということをどう認識しているのでしょうね?
自分以外の誰に責任があると感じているのだろうか?
ディレクションは不幸中の幸いでおさめる事無くきっちり裁定しないと事故と呼べない輪禍がいずれ起きますよ!
ザルコの事を気狂いとは思わないけど、美しいパッシングより強引なパッシングが多いイメージ。
車体がぶつかったり、抜かれた側がびっくりして避けるようなパッシングより、相手の走行ラインを尊重したまま綺麗に抜いていく姿のほうが上手そうだし、綺麗だと感じるな~。
現役ライダーだとビニャーレスやドヴィのパッシングは綺麗だなぁと素人目に感じます。あと、ロッシのS字切り替えし時のパッシングとか。
「不意にフランコがぶつかって来て、」
300km超であの方向に動いたらモルビデリは逃げようがないね。
わざとじゃないんだろうけど、言い方気をつけないと。またやるよ。
toshiさん
中継を見た限りの個人的見解ですが、オリベイラの激高はP.エスパルガロがブレーキングミスをしてワイドになりながらも、後方を配慮せず強引に走行ラインに戻ろうとして接触転倒になってしまったからだろうと思います。
前戦ブルノでのザルコとの接触と同様の事例かと思います。P.エスパルガロにはミスをしたら後続が近づいているかもしれない、抜かれるかもしれないという配慮が全く感じられないと思います。
ザルコに原因があるのか、それとも不幸なアクシデントだったのか…限られた映像とライダーからのコメントしか情報はありませんが、恐ろしい事故でした
MOTO2シャリーンの悲惨な転倒から続いてこんなことになってしまって、かなり暗い気分になっちゃいました
ホント当人たちはもとより、マーベリックとロッシに何事もなくて良かった
ロッシの云うように成績も大事ですが、相手へのリスペクトと配慮を各々ライダー達にはお願いしたいですね
うーん、前レースでも接触して転倒させてるから説得力に欠けるとしか…
モルビデッリがぶつかってきて、じゃなくスリップも効いて逃げ場がない状況にしてしまったとは口が裂けても言わないんだろうね
ポルが聞いたらどの口が言ってんだよ!って激オコしそう
KAZ様
御意見を頂き有難う御座います。
実は私もそんな感じがしていましたが、まさかポルはその上でミゲールを無視して戻ったんですかね……。それだったらミゲールが激おこなのは納得出来ますが流石にそれは無いと思いたいです。
ザルコファンとしては悲しい事ですが今回の件でヨハンも懲りたのではないでしょうか……前から強引なパッシングは割とする選手ですけど今回は結果的には当事者以外の生命も危機に晒す原因となってしまったのですから。
ロッシもアグレッシブなのはいいけどさって言ってましたし接触転倒は仕方ないですがファンは弾け飛ぶバイクとライダーなんてみたくないですよ。何位でも良いからちゃんと戻ってきて欲しいです。どうしてもmoto2の事もあり このコース大丈夫なの?って疑ってしまいます……完璧なコースなどないでしょうが来週が不安になりました。
ポル:は?オリベが悪いっしょ!…で、後になんとなく自分にも非があると薄々気付いてレース中のアクシデントだと言い出した。
オリベ:ポル、急に外からぶつかって来たのにその態度は何なんだよ!おい、無視か!?おいーー!!
だと思いました。
でも、オリベは接触前にコケたように見えたし、ポルの方が後方だったし…って感じですよねー。
このサーキットやばいのでは?
シモンチェリの時もそうでしたが…
そのうち大事故が起きそうで怖いです。
この人は少し難がありそうなので…
あの高速度で、あの寄せ方は酷いと思います。
本当に何事もなくて良かったです。
彼も「全力で戦って、マシンのなかで死ぬよ。」というタイプなのかな?
ザルコに何らかの処分求める
結果的には重大事故になってしまったけど、ザルコが犯したのは、どのライダーにもあり得るケアレスミスだし、とくにペナルティとかはないでしょ。
ザルコの「想像力」と「経験」と「状況把握能力」の不足が原因。
故意ではないかもしれないけど、その不足がこの結果。
神も仏も居りました。 本当に感謝しないと。
マルケスの無茶が、初めて自身の怪我となり。
前戦、ポルとザルコ。
本戦、沢山。
どうにも、コロナストレス、及び、影響が心配です。
レース後、コロナにより騒げず、ライダー達は、どのようにアドレナリンから開放され平常に戻っているのでしょう?
週末からオンオフの切り替え。
走れなかったことからの解放。
通常のシーズンとも、スケジュールが違い、連戦。
常に、感染に注意しなければならないストレスから、レース中はメット被って、孤独で解放。
こうした事が、重なり、通常より、ハイになってるようにも思えます。
レースが、雑というか、荒いというか、動き過ぎるというか、興奮しているように思えます。
マルケス不在によるチャンスと語られていますが、それだけとも思えません。
カウンセラーなど、専門家による、選手へのガイダンスが必要な気がします。
不穏です。
ポル、ザルコ。 今度は、3度めの正直となります。
冒頭のザルコの表情を見ていると大丈夫そうですが、中断時のポルの表情など見ると特に不安。
また、レース結果にも。(オリベイラとの件は、車載しかでずよく解らないけれども)
とりあえずポルもザルコも他車の気配や動きを感じ取る能力が低いことだけは判った
>>僕は左に寄ろうとし…右側にスペースはなかったですからね。(略)でも、走行ラインを保つことができなかったんです。
>そうしたら、モルビデッリがぶつかってきて
ザルコ、ディベート能力の方がライダー能力より上かもな…
自己レス
暑さ、新タイヤの影響も大きいですが。気になります。
今、motoGPのサイトで様々なモニターからの映像が出ていますね。
ザルコは抜いた後のことをイメージ出来ていないように思います。
あらゆるポジティブ面、ネガティブ面接を理解しつつ、がむしゃらにやるもんだと思ってまして。
それが出来ない奴が周りを尊重していない奴ではないでしょうか?
今のザルコです。
いや、昔からその気はあるかと。
いくら時が過ぎても、125時代のあの妨害行為が頭から離れることはありません。
それと、言い訳の中身が最悪…自分で言うにはなぁ。
ザルコは前から順位上げるためにはなりふり構わない所がある
シモンチェリとかと同じタイプで危ない
こういうタイプは言っても分からないし、マナーもへったくれもない
いつかやるよ、誰も巻き込まないで自分だけでやってくれ
この人はわざとじゃなければ許されると思ってるフシがあるな。
3コーナーへのクリップにつけないオーバーテイクは真後ろのモルビデリの安全確保にも欠いている フィリップアイランドでもスリップからの脱出に失敗してるよね、ザルコに一定の反省材料があると思うよ。
生命の危険に及ぶ重大なアクシデントについて原因行動の特定と責任を裁定出来ないとしたら催行団体の欠陥を問うべき問題でしょう。
気狂いが紛れ込んでいる筈はありませんが彼自身の説明内容について過失も責任も本当に感じていないとしたら異質で危険な存在だと思います。
保身の為の虚勢発言であれば救われる余地もあるのですが…
ディレクションの在りかたを改めるきっかけとして欲しいものです。
罰(ペナルティ)は結果損得をリセットする内容で即時適用する(無罰もあり得る)として 罪(責任割合)は明確に裁定、通知して規則と基準を啓蒙して行くべきです。
性能差無しでの台数増加により ねじ込み、接触上等の順位争いが常態化している下位クラスの作法が矯正されずに特性差のある最高峰クラスを認識出来ずにステップアップして来た結果でしょう。
華やかなモーターショーに遺恨を伴う沈痛な空気が流れるような事はもう御免ですから。
過去の例を見てもザルコは危険なライダー
最も危険な点は、自分の行為を理解せず、反省していないところ
こういうタイプは、同じことを何度でも繰り返す
毎週レースで疲労困憊で300kのスピード疲労ストレス凄まじいでしょう良い悪いは、さて置いて怪我人が出なくて本当に幸いでした。観戦者はらくだけどライダー休ませて上げたいね
コロナの影響なにかと受けますね
ザルコファンですが、今回の件は今までのヒヤリ・ハットの積み重ねの結果なのかなぁと思わざるを得ません。
ダンス踊ってるわけじゃない、というコメントも理解できますが、人間の反応速度の0.1秒のマージンを残せないようじゃぁ、周りから危険と責められても仕方ないかな…
おフランス人はこういうタイプ多くないか?
昔、250走ってたジャックも結構やらかしてたし、4輪でもグロージャン、ガスリーという自分は悪くないというスタンス貫くタイプが。
仮に今週のレースでザルコに対して何かしらのペナルティが出たとして、もしザルコが素直に受け入れて反省の態度を示したのなら人格や倫理観までも否定した奴らはちゃんと反論の準備しておいてね?あと、もしペナルティが出ても、それは今回の件に対してレースディレクションが公正に決定したことであって、ザルコが常習的に過激なオーバーテイクを繰り返しているからとか、そんな狼少年的な曖昧な感じで決められる訳じゃないから。くれぐれも勘違いしないでね?