2020ル・マンGP【モトGP：FP1リザルト＆トピックス】

『2020 ル・マンGP モトGP FP1トピックス』

★10月9日（金）、ル・マンGP モトGPクラスのFP1が行われた。

★セッション開始直前より雨が降り始めたものの、すぐに雨脚は弱まり、小雨が続いた。

★首位ブラッドリー・スミス。イアンノーネ代役。ウェットは得意。
チームメイトのアレイシ・エスパルガロは15位。

マックス・ビアッジ元選手のコメント。
「あと何日かでイアンノーネの判決が出るからねぇ。最善の結果を期待しているし、それ以外のことは考えたくないんですよ。ここにイアンノーネがいてくれるのが、ベストなわけでね。
まぁ、確かに、すぐに復帰できたとしても勘を取り戻すのに時間はかかるだろうけどね。モトGP機で強い走りをするってのは、一朝一夕のことじゃないから。
ドヴィツィオーゾがアプリリアに入るかもって噂を耳にしたけど、それはそれで良い代替案なんじゃないんですか。具体的にどう言う話になってるのかは知らないし、あやふやなことも言いたくないんでね。
ドヴィ加入は素晴らしいんじゃないの。例えば、テストライダーだとしても良い話でしょ。」

★2位ヨハン・ザルコ。
チームメイトのティト・ラバトは21位。

★3位ダニーロ・ペトルッチ。ウェットは得意。
チームメイトのアンドレア・ドヴィツィオーゾは5位。

★4位ジャック・ミラー。ウェットは得意。
チームメイトのフランチェスコ・バニャイアは11位。

チームマネージャーのフランチェスコ・グイドッティ氏のコメント。
「（ザルコ＆マルティン加入については）半分嬉しいって感じで…現在いる選手2名がサーッといなくなってしまうわけだから。これまでの重要な仕事がサーッと消えてしまうわけでしょ。ただ、うちはそう言う使命のチームだから。ただ、2人ともいなくなってしまうのは、けっこうショックなものでね。とは言え、新加入ライダーは大歓迎ですよ。2人とも驚異的なライダーでね。ルーキーとベテランでしょ。2人のことは良く知っているし、本当に入ってもらいたかったんですよ。とにかく、現在の2人がいなくなってしまうわけだから。まぁ、ジャックもペッコもファクトリー昇格が当然なんですけどね。とは言え、2人とも一遍にいなくなってしまうなんてことになってねぇ。まぁ、良いんですけどね。うちに入ってくれて良かったですよ。ここ最近、2人ともなかなか良い仕事ぶりなんで。」

★6位マーヴェリック・ヴィニャーレス。
チームメイトのヴァレンティーノ・ロッシは8位。

★7位フランコ・モルビデッリ。
チームメイトのファビオ・クアルタラローは18位。

★9位カル・クラッチロー。
チームメイトのタカアキ・ナカガミは17位。

★10位ポル・エスパルガロ。
チームメイトのブラッド・ビンダーは16位。

★12位アレックス・リンス。
チームメイトのジョアン・ミールは13位。

チームマネージャーのダヴィデ・ブリヴィオ氏のコメント。
「ドヴィツィオーゾをテストライダーとして取ると言う話は、シモーネ・バッティステッラ（ドヴィ選手マネージャー）との茶飲み話であって…彼とは旧知の間柄ですからね。まぁ、そう言うのもあるよね…ってことで。
現状は難しいと言えば難しいし、シンプルと言えばシンプルだし。つまり、コロナ禍により何かと制限されていて、しかも、来年だってこうかもしれないでしょ。だから、来年のテスト計画がかなり縮小される可能性もあるわけですよ。
今年はわずかしかテストをしてなくて、ギュントーリを2回しか走らせてないんですよ。6月にミザノで1回、そして、この間のポルティマオです。テストチームってことで、一連の活動がなくなるリスクもありますしね。
うちはギュントーリに満足していて…良い仕事をしてくれているんですよ。だから、今のところ、ドヴィレベルのライダーを起用するのは難しいし、下手したら活用できないかもしれないのだし。
ヤマハのロレンソ状態になってしまうかもしれませんからね。」

★14位アレックス・マルケス。
チームメイトのステファン・ブラドルは失格。マルク・マルケス代役。

★19位ミゲル・オリヴェイラ。
チームメイトのイケル・レクオナは20位。

『2020 ル・マンGP モトGP FP1リザルト』

（Photo：Motogp.com）