『ペトルッチ:ずっと誰からも信じてもらえないような感じだった…』
★10月11日(日)、ル・マンGP決勝戦でダニーロ・ペトルッチ(ドゥカティファクトリー)が優勝した。
★ペトルッチ選手は昨シーズン後半より不調で、ドゥカティより今シーズン末に放出されることを開幕前に通達され、その後、KTMテック3への移籍を決めた。
★ペトルッチ選手のコメント。
【昨年のムジェッロ戦以来、久しぶりの優勝だが…】
「昨日、ファーストローを獲得したら、気持ちが軽くなって、やる気がふつふつと湧いてきたんですよ。優勝争いができそうだなって気持ちになってきて。ただ、ドライだったらってことだったんですが。
今朝のウォームアップでクアルタラローの調子をうかがってたんで、こうして優勝できて嬉しいです。本当に久しぶりだから。ピットボックスに戻るのが楽しみだし、家に帰るのも楽しみです。これまで寄り添ってくれた人達の顔を見るのがね。」
【ここに至るまで、どんな心境だった?】
「イカれたような年ですからねぇ…開幕前にシートを失って、まるで誰からも信じてもらえないような感じで。でも、信じてくれる人が出てきて、来年のシートが見つかりましたけどね。
その後は新タイヤで苦労して、電制システムに手を入れてみたりしたけど、正しい方向とは言えず…。やっとバルセロナで思い通りの感触が戻ってきてくれて、今回は大チャンス到来って分かってました。」
【相変わらず、ウェットが強くて…】
「でも、ウェット優勝って初めてなんですよ。はっきり言っとくけど、ドライで走りづらかったらウェットで速くなんて走れないもんだから。こう言うコンディションでしか速く走れないわけじゃないんですからね。
マシンが改善されたこと、それから、ファーストローだったことが助けになりました。」
【どんな作戦だったの?】
「トラブルを避けるべく、前に出て行きたかったんですよ。それで、すぐのドヴィツィオーゾのことを抜いたんです。ハードブレーキングが上手く行ったけど、プッシュしてる最中、第4コーナーでフロントが流れてしまって…さいわい、なんとか持ちこたえることができたけど。
巨大スクリーンを見ながらレースをコントロールし…リンスやアレックス・マルケス、ポル・エスパルガロが後ろで頑張ってるのは分かってました。」
Petrucci: "Vincere è una liberazione, in tanti non credevano in me": "Do il 100% e ho bisogno che le persone intorno a me abbiano massima fiducia, l'anno scorso non è successo. Ho avuto paura che Alex Marquez mi fregasse… come Marc" https://t.co/1yrRlrNOmk pic.twitter.com/5QbHKNWeVT
— gpone.com (@gponedotcom) October 11, 2020
(参照サイト:『Gpone』)
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来年はKTMで一泡吹かせてやって下さい(^^)
ペトルッチが勝つと、些細な違いが大きな差になるのがGPの世界なんだなぁと改めて思う。グリッドに並んでる皆んなが実力者で、皆んなが全力で頑張ってる。感動するわ。そうなると、やっぱしマルケスの凄さは際立つし、まだまだロッシも頑張って。
予選の時とは違いキレイにヒゲ剃りしてたね.
表彰台登る気満々だったかな(笑)
おめでとう!
レインマスター
こういう個性があっても良いと思いますね
キャリア後期のエディ、マモラのように優勝争いが厳しくなってきてもウェットなら大金星みたいな
KTMでもそれが観たい
ダニーロさんは異色のプロダクション上がりだから
(フランキーさんもだけど)
エリートライダーを負かせるように今後もこう言う経歴の人には頑張ってほしいなぁ
ニコニコ大百科でめちゃイジられてるけど(誰が書いてんの?笑)
楽しく読んだんで、また勝ってほしいですね。
そういや、ペルナットさんもニコニコ大百科にありましたよ。
興味あるかたはニコ大へ行ってらっしゃい笑
ペトルッチがレインに強いと言う印象はそんなにはないかなあ。むしろ
ポルの方が強い印象受ける。でも今回はドライでもペトルッチ表彰台争いに
加わってたと思う。雨が降ると俄然、2番手グループが色めき立って
表彰台狙いにプッシュして来るから、チャンピオンシップ争いしてるメンツは
リスクを負いたくなく大人しい。レインレースてそんな展開なんじゃ。