MotoGP

ドゥカティ『ヤマハ処罰は危険な前例になってしまった…』パオロ・チャバッティ

『チャバッティ:ヤマハ処罰は危険な前例になってしまった…』

★ヘレスGP(7/19)でヤマハ選手が使用したエンジンバルブにレギュレーション違反があり、ヤマハは処罰としてコンストラクターズ部門より50ポイントが、また、チーム部門では『ヤマハファクトリー』から20ポイント、『ヤマハ・エトロナスSRT』から37ポイントが剥奪されることとなった。なお、ライダー部門のポイントは剥奪されない。

★ヤマハは同処罰に対し、異議申し立てはしない

★11月5日(木)、モトGPに参戦する6メーカーがFIM(国際モーターサイクリズム連盟)のスチュワードらと共に会合を行い、ヤマハへの処罰はコンストラクターズおよびチーム部門のみにすることを決めた。

★ドゥカティのパオロ・チャバッティ氏(スポーツディレクター)のコメント。

「5日にMSMA(チーム協会)の会合があり、メーカー側が『最低限の処罰としては、コンストラクターとチームへのポイント剥奪だろう』と判断したわけです。
FIMのスチュワード陣がこうした方向で決定し、我々の方ではそれを尊重したと言うことなんですが…ただ、ライダーへの処罰がないと言うのは、やや奇妙なことですけどね。
まぁ、今回の場合は、なぜこうした決定になったのかは理解できますよ。
ヤマハ側のミスだったと判断されたのだろうし、うちとしても(決定を)受け入れますよ。ただ、将来的に危険な前例にはなるんじゃないんですか。
こうした状況は何ヶ月も前から続いていて…我々の方で、こうした最低限の処罰を求めたと言うわけです。
ただ、前例と言うことでは、議論の余地があるものになってしまいましたけどね。ヘレス戦でヤマハ選手らはイレギュラーなマシンに乗ってたんですから。」


(参照サイト:『Corse di moto』)

なぜホンダ機は改善できたのにドゥカティ機は無理なのか?って話は、note『テルエルGPまとめ』でどうぞ!

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POSTED COMMENT

  1. うに より:

    何とも含みのある発言ですね。スズキもこの人ほどじゃないけど微妙な言い方だし。
    処罰が気に入らなかったのなら会合の場でもっと反対すれば良かったんじゃないのかな。

    危険な前例とならないようにもっと厳格なレギュレーション変更をした方が良いでしょうね。
    理由がどうあれ、性能的に変わることがなかったにしても選手のポイント剥奪ってね。

    その代わり年1回ぐらいは他のチームの同意なしに申請するだけで部品のアップデートができるようにした方が健全な気がします。

  2. 名無し より:

    会合に出たのはもっと偉い人って事なんじゃないの?

  3. うに より:

    ん〜だとしても技術的なことが一応分かる上の人だろうから、
    その決定に対してインタビューでグチグチ言うのは何かなーと
    思ってしまいますね。

  4. 通りすがりの者 より:

    会合の場と裏ではちゃんと抗議していると思いますよ。ただ各チームはメーカー=会社なので公の場では騒ぎ立てるのではなく運営を尊重しコメントしていると思います。スズキの場合2人が会合に参加していると思います。会社代表で河内さん、チーム運用代表のダビデでメディアにコメントするのはチームの顔であるダビデ
    F1ではエグイコメントするチームとかいますがMotoGPではそのようなチームはいませんね。まぁF1は金かけている桁が違いますからその気持ちもわかりますが
    1点疑問なのはヤマハみたく無断で変更した場合の罰則ってルールで決めていなかったのかな?事が起きてから罰則を考えるってスタンスなのか?

  5. うに より:

    >通りすがりの者さん
    それならなおさらと言うか、抗議の上最終的に同意したなら
    後でグチグチ言うのは私は違うような気がします。
    「抗議したが協議の末最終的に同意できる内容で落ち着きました」
    ぐらいのすっきりした発言の方が運営をたてる事になるような気がします。
    チームと言うかチャバッティさんの性格的なもんなんでしょうけどね。

    罰則はある程度決まっているんでしょうけど、今回の事例が上手く当てはめられなかったということなんでしょうかね。

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