『モルビデッリ:ロッシと競り合う覚悟は100%ある』
★フランコ・モルビデッリ(26才、ヤマハ・ペトロナスSRT、VR46ライダーズ・アカデミー所属)は2020年、総合2位を獲得し、ヤマハ勢トップとなった。
★2021年は、師であるヴァレンティーノ・ロッシとチームを組む。
★モルビデッリ選手が1月初め、イタリアサイトのインタビューで次のように話した。
【2017年にモト2タイトルを獲得し、2018年にモトGP昇格、昨年は総合2位なったが…では、次は?】
「予測はできません。占い師じゃないから。どんなリザルトになるか…分かりませんよ。」
【しかし、トップアスリートの目標と言えば、当然、タイトル獲得でしょ?】
「トップアスリート全員が、はっきりとした目標を掲げているのかどうか…分かりません。
例えば、僕なんかは目標って、いつもないんですよ。基本的にいつも感触を頼りに…自分の心の声を頼りに進んでるもんですから。物事の自然なリズムに身を委ねるようにして、プレッシャーを背負わないようにしてきたんで。なんでも楽しんでやってます。今後もそんな感じで続けて、毎回レースでできる限りベストな結果を出していきたいと思ってます。」
【はたから見てると、ライディング的にどこが強みなのか分かりにくいライダーと言う感じだが…】
「どこなんでしょうかねぇ…僕にも、よく分からないんですよ。僕のライディングスタイルって、これと言った特徴がないでしょ。パッと目を引くようなところがないんですよね。
僕は、レース後半で強い走りができるタイプかなと思ってるんですが…その時のレースに自分のスタイルを徐々に合わせていけるようになるんで。フィーリングとか、ラモン・フォルカーダ(チーフメカニック)と一緒に組み立てたセッティングに合わせていけるようになるんですよ。」
【プロレーサーになれたのはロッシ選手のお陰だと、よく言っているが…最終ラップでロッシ選手と競り合いになったら、リスクを負う覚悟はある?】
「どんなリスクかに依ります。しかも、それって個人的に恩があるかどうかと言う問題ではなく、どの程度の危険があるのかと言う問題ですよね。
ヴァレンティーノと競り合う覚悟は100%ありますよ。どの選手相手でも同じです。」
【だが、イタリア人ライダーの中には、ロッシ相手の競り合いでは慎重になる者もいるが…】
「最終ラップでは、誰と戦ってるかなんて重要ではないですから。相手が誰であるかは問題ではないです。勝ちたいと思っている相手ならば、特にそうでしょ。」
[ 後編に続く ]
#MotoGP, #Morbidelli: “Italiano quando mi alleno, brasiliano dopo mezzanotte”https://t.co/WttuaDuQTa
— Motosprint (@motosprint) January 6, 2021
(参照サイト:『Motosprint』)
ダッリーニャ氏は、結局、ドヴィ選手のことをどう思ってたのか?って話は、note『ドヴィツィオーゾ:ダッリーニャとの確執、ペトルッチと和解したのか?』でどうぞ!
昨年の成績からの比較ですと、むしろ勝って当然と周りからは思われているんじゃないでしょうか。