『2021 カタールテスト モトGP 4日目』
★3月11日、カタールサーキットでモトGP公式テストの4日目が行われた。
★本日も天候コンディション良好。
★首位マーヴェリック・ヴィニャーレス(ヤマハファクトリー)。ヤマハ勢では特にペースが良好。セッション序盤では苦手なスタート練習に集中(9回連続)。今年はしっかりした走りをしている感じがする。
チームメイトのファビオ・クアルタラローは3位。ペースも良好。
テストライダー1は21位。
テストライダー3は24位。
テストライダー2は28位。
★2位フランコ・モルビデッリ(ヤマハ・ペトロナスSRT)。ペースも良好。
チームメイトのヴァレンティーノ・ロッシは8位。新マッドガードを試用(※昨日、ファクトリー選手が試用済)。成長中、マシンの乗り心地が良くなっている模様。連続周回はあまりしておらず、ペースはいまいちだが、ポジティブな1日だった模様。
★4位フランチェスコ・バニャイア(ドゥカティファクトリー)。新カウル試用。ペースの良好で、9周回連続で1分54秒台を記録。今回の一連のテストが開始した早々に転倒し、当初は自信が落ちていた。
チームメイトのジャック・ミラーは11位。新カウル試用。
テストライダーのミケーレ・ピッロは27位。11周回連続走行。
★5位アレイシ・エスパルガロ(アプリリアファクトリー)。昨日は技術トラブルがあったものの(※エンジン故障と言われている)、今年のアプリリア機は絶好調で、信頼感が増している。数週の連続周回も何回かこなしていたが、今日はペースの方は少し落ちていた。スリップ転倒、ケガなし。
チームメイトのロレンツォ・サヴァドーリは23位。トレーニング中に肩を負傷している。
★6位ジョアン・ミール(スズキファクトリー)。新マテリアルのテストで多忙、タイムアタックはなし。ただ、リンス選手が順位を上げた途端、ミール選手も高速ラップを出していたのでライバル意識は大きい。
チームメイトのアレックス・リンスは7位。新マテリアルのテストで多忙、タイムアタックはなし。
テストライダーのシルヴァン・ギュントーリは25位。
テストライダーのツダ・タクヤは29位。
★9位ヨハン・ザルコ(ドゥカティ・プラマック)。またもや直線コースで時速355.2kmを記録。新カウル試用。
チームメイトのホルヘ・マルティンは14位。スリップ転倒、ケガなし。
★10位ポル・エスパルガロ(ホンダファクトリー)。ホンダ勢トップ。セッション序盤にホンダ機での初スリップ転倒、ケガなし。しかし、自信は落ちていない模様。1分54秒台を何周も出していた。
チームメイトのステファン・ブラドルは13位。スリップ転倒、ケガなし。昨日の転倒で負傷したのか、今日はあまり速くなかった。ホンダテストライダー、マルク・マルケス代役。
★12位タカアキ・ナカガミ(ホンダLCR)。終盤にブラドルテストライダーを抜いたが、今日は前日までのような速さがなかった。
チームメイトのアレックス・マルケスは17位。第9コーナーで転倒し、レクオナ選手にピットボックスまで連れてきてもらう。メディカルセンターで右足の第4中足骨に2mmの骨折が判明。
★15位エネア・バスティアニーニ(ドゥカティ・エスポンソラマ・アヴィンティア)。ペースに集中。
チームメイトのルーカ・マリーニは20位(ロッシ異父弟)。シートポジション作業に集中。
★16位ブラッド・ビンダー(KTMファクトリー)。
チームメイトのミゲル・オリヴェイラは18位。連続周回は、これまでは4〜5周だったが、今日は6〜7周。
カタールはKTM機に不向きなトラック。
テストライダーのダニ・ペドロサは26位。新スイングアームを試用。マフラーと一体型のテールカウルを試用。
★19位ダニーロ・ペトルッチ(KTMテック3)。KTMファクトリー勢に接近しつつある。
チームメイトのイケル・レクオナは22位。
(参照サイト:『Moto.it』)
(参照サイト:『Moto.it』)
『2020 カタールテスト4日目 モトGP』
『2020 カタールテスト4日目総合リザルト モトGP』
モトGPプライベートチームは1シーズン、どのぐらいお金がかかるのか?って話は、note『VR46はモトGP参戦するのか?グレジーニチームはどうなるのか?』でどうぞ!
それでもまだヤマハはドゥカティやホンダに比べた最高速度が5km/h遅い。
これだけでは判断できないだろうけど、ヤマハはタレントが豊富だな。そのうちヤマハ時代が来るかも。ここにマルケスが混じれる実力で戻ってくれば楽しいかも。ロッシもぼちぼち悪くない。
最終日ヤマハ勢の大躍進ですが、ドカ勢のミラーは既にシミュレーションに注力していたので、テスト進捗は良好そう。乗換え組最速のポルを手放しで賞賛する辺り心の余裕を感じます。
アプリリアのアレイシも好調を維持し続けてるので、カタールの2戦は怖い存在になりそう。
パワートラックのカタールでホンダ、KTM勢がやや元気ないのは意外。
昨日のエスパルガロ選手のインタビュー記事を思うと、
走り慣れている他のホンダライダーとのタイム差がほとんど変わらないだけに、転倒する限界まで攻めてみないといけない昨年までの仕様と今年型も変わらないのかな?
ロッシ!おぅおーっと思ったが、他のヤマハが上位独占とは…応援してるからね
doctorが過去最速を刻めたという事実はライダーとしてマシンの進化に適応出来ている証し❗️
そして若手3人が上位独占したという事実はM1が正しい進化をしている証しですね❗️
ドラッグレースをするわけではないのでヤマハには、これまで通り華麗なコーナリングで最高速よりも周回タイムを追求して欲しいですね‼️