『マルケス:母を泣かせてしまい、小言を言われた…』
★4月18日(日)、ポルトガルGP決勝戦でマルク・マルケス(ホンダファクトリー)が7位だった。
★マルケス選手は昨年7月に骨折して以来、9ヶ月ぶりのレース復帰で、ゴール後はピットボックスで感涙していていた。
★マルケス選手がスペインサイトのインタビューで、次のように話した。
【骨折後、もし復帰できずに引退などと言うことになっていたら…?】
「2輪レーサーの引退として理想的なのは、本人が辞めたいと思った時であって…ケガのせいで仕方がなくとか、シートがないからとかと言うのはねぇ…。
ただ、もちろん、もうどうにもならないのなら受け入れますけどね。まぁ、大丈夫だったわけだから。また、マシンに乗って、楽しんで行けますよ。」
【9ヶ月ぶりにモトGP機に乗り、右腕の方はどんな感じ?】
「今回のレースウィークエンドの後、痛みはあったけれど、まぁ、ちょっと予想通りってところですかね。
昨日はゆっくり休んだし、今日も明日もその予定です。医師陣とも、そう言う約束になってるんで。腕へのストレスは、少しづつにしておかなければなりませんから。
実のところ、僕はもうヘレス戦のことを考えていますしね。」
【マルティン選手らが転倒しているのを見て、怖くならなかった?】
「今回のウィークエンドで恐怖心と言うのは全くなかったけど、でも、マルティンの転倒を見て、その後、自分がタイムアタックを始めた時、うちの弟が僕の直前を走りながら第3コーナーで転倒したもんだから…『とにかく、この周回を走りきって…とにかく、このセッションをきちんと終わらせよう』って思ってました。
また、手応えもあまり良くなかったんですよね。午後には、またFPセッションが控えてたって言うのに…。」
【なぜマルケス選手しかホンダ機で優勝できないの?】
「僕は2013年から乗ってますからねぇ。当時から既にきちんと仕上がっているマシンだったし、その後、進化を遂げ…ただ、今回のポルティマオ戦では僕のベースセッティングで初めてないんですよ。ステファン・ブラドルが乗っていた状態から始めたもんだから。FP4では、ポル(エスパルガロ)やアレックス(マルケス)が使っていたセッティングにしてみました。
約1年ぶりなんで色々と新マテリアルもあり、試してみなければならなかったんで。」
【レース後、泣いていたのはマルケス選手だけではなかったそうで…】
「母に叱られてしまったんですよね…今回のレースウィークエンドでの諸々についてではなく、家でTV観戦していた母を泣かせてしまったからって。
次のヘレス戦は感情面でもっと普通の感じになるだろうから、もっとリラックスして作業ができるでしょう。」
【タイトル獲得については?】
「まだレースはけっこう残っているし、去年のように浮き沈みの激しいチャンピオンシップになるのなら…。
今日はタイトルのことなんて考えられなかったですけどね。まだ、そう言う状況じゃないんで。できるだけ早く、そう言う状況になって欲しいとは思ってますけどね。
とにかく、僕の目標の一つはレースで戦っていくことですから。」
(参照サイト:『Marca』)
(参照サイト:『AS』)
(Photo:Instagram)
ドーハGP決勝戦を左右した5つの鍵は?って話は、note『2021ドーハGPまとめ』でどうぞ!
2輪レーサーの引退として理想的なのは、本人が辞めたいと思った時であって…ケガのせいで仕方がなくとか、シートがないからとかと言うのはねぇ…
図らずとももう辞めたら?的な事を言われることが増えたロッシを養護するような発見になってますね
マルケスはチャンピオンが獲れなくなったら引退すると思う。