『モルビデッリ:表彰台獲得でフラストレーションが解消できた』
★5月2日(日)、スペインGP決勝戦でフランコ・モルビデッリ(ヤマハ・ペトロナスSRT)が3位だった。
★今シーズンの初表彰台。なお、昨年は総合2位。
★モルビデッリ選手のコメント。
【今シーズン初表彰台だが…】
「そうですね…とにかく、頑張ろうって言う気持ちは大いにあります。今回は素晴らしい週末でしたよ。完ぺきに作業をこなし、ウォームアップではラモン・フォルカーダがさらに改良を加えてくれたんで、自信が増しました。特にブレーキングでの信頼感が高まり…ただ、あいにくトラックのグリップは昨日より落ちてしまってたんですけどね。
でも、ずっと集中し続けていられたし、レースの間ずっと安定した走りができました。今回の表彰台は、実に惚れ惚れするようなものでしたね。」
【今回、16ポイントが稼げたわけだが…】
「とにかく、信じられないぐらい味わい深いんですよ。去年は何回か優勝したけど、今年は難易度が上がるだろうってことは覚悟してたんで、今回の表彰台は本当に価値が高いです。
まぁ、フラストレーションはちょっと解消できましたね。」
【型落ち機で表彰台を獲得し、大満足?】
「そう言う満足感はなくても良いんですけどねぇ…。でも、貴重なリザルトが取れたら、さらに嬉しいって言うのは確かですよね。
今日は100%以上の力を出したんで…すべてのブレーキング地点で、本当にきちんと止まれるかどうか定かではなかったんですよね…。」
【やっと本来のフランコ・モルビデッリに戻り…結局、カタールでは何が起きてしまったの?】
「分かりません。調子が良くなかったってことははっきりしてたけど…多分、テストで上手いこと作業ができず、技術的にマシンが仕上がってなかったと言うことなのでしょう。なんか気まぐれな感じだったんですよねぇ。昼間は速いのに、夜になると遅くなってしまって…。しかも、レースは夜だったわけだし…。」
【ル・マンでも高い戦闘力で行けそう?】
「なんとも言えませんね。モトGPと言うのは、とにかく難しいクラスだから。今はこの瞬間を…ポジティブだったレースを堪能しますよ。なんとかバニャイアを抑え込もうと頑張ったけど、直線コースで稲妻みたいに抜かれてしまって。とにかく逃げられないように喰い付いて…それは可能だったんです。最終ラップではもう攻めていけるような力がなくて、ちょっとひねりを利かせるぐらいのことしかできませんでした。」
(参照サイト:『Moto.it』)
ポルトガル戦で、モルビデッリはマシン格差で精神面にも影響か出てるのか?って言われてた話は、note『2021ポルトガルGPまとめ』でどうぞ!
職人魂!
モリブデッリ型落ち機でここまで行けるロッシも型落ち機の方が合うかも、代わりにロッシの最新機をモリブデッリが走らせて見るとか、お互いに良いかも、この際ロッシにも何でも出来ることをして貰いたいね復活のために