MotoGP

ホンダ・KTM・アプリリア編:2021年、モトGP機はどう変わったのか?

『ホンダ・KTM・アプリリア編:2021年、モトGP機はどう変わったのか?』

★2021年のモトGPはシーズン前半が終わった。ここまでの9戦を見る限り、各メーカー機がどのように改良されていたかは以下のとおり。

★ホンダ
・今年は3種類の異なるフレームを使用している。2021年版はメインビームに接続しているカーボン部分が広い。
2021年版はポル・エスパルガロが使用している。マルク・マルケスは今シーズン前半の大半で2020年版を使用し、アッセン決勝戦では2021年版を使用した。この2021年版フレームは、ステファン・ブラドルが1月にヘレステストで試用していたものである。
・リアに加え、フロントにもホールショットデバイスが搭載された。
・ザクセンリンクGPで、エアロダイナミクスの新パッケージを投入した。
・ヘレス&バルセロナテストでは、吸気口が完全に新しいマシンのテストを行っていた。
・マルク・マルケスは旧マフラーを使用している。エスパルガロは先端部の直径がより大きなマフラーを使用している。

★KTM
・マフラー、シート、スイングアームが新しくなった。
・ムジェッロGPで新フレームを投入したところ、パフォーマンスが大幅に上がった。おかげでオリヴェイラ&ビンダーは、ブレーキングもマシンの曲げ方も向上した。ピット・バイラ(モータースポーツ・ディレクター)は「RC16機の新世代版」と呼んでいる。
・バルセロナテストでオリヴェイラ&ビンダーが明言はしなかったが、新しいエアロダイナミクスのカウルが投入されていたようだった。
・フロントに加え、リアにもホールショットデバイスが搭載された。

★アプリリア
・フレームやエンジン、マフラー、エアロダイナミクスが新しくなり、完全に新マシンとなった。これらの変更によりパフォーマンスや信頼性が向上し、現在、アレイシ・エスパルガロが総合8位に就いている。
・フロントのマッドガードが新しくなった。用途は明確には分かっていないが、おそらく、空気の流れをより安定させる効果もある模様。
・フロントに加え、リアにもホールショットデバイスが搭載された。


(参照サイト:『Moto.it』)
(Photo:Instagram

アレイシ・エスパルガロが「これではトップ陣を抜くことが出来ない」って言ってる話は、note『2021オランダGPまとめ』でどうぞ!

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