『2021 アラゴン モトGP 予選リザルト&トピックス』
★9月11日(土)、アラゴンGP モトGPクラスの予選が行われた。
★予選2へダイレクト進出は以下の選手である。
クアルタラロー、兄エスパルガロ、ミール、バニャイア、ミラー、マルティン、弟エスパルガロ、兄マルケス、ナカガミ、バスティアニーニ。
★予選1から予選2へ進出したのは、ザルコ&ビンダー選手。
★首位フランチェスコ・バニャイア(1’46”322)。コースレコード更新。第4セクター(直線コース2ヶ所、コーナー1ヶ所からなる)が絶好調で、ここで0.3秒以上稼いでおり、タイムがこれほど拮抗している中ではかなり有利。金曜FPから好調で、フロントへの信頼感が絶大。
バニャイア選手のコメント。
「今週末はけっこう心配していて…ここでは常に苦戦してきてるんで。モト2時代に1回だけ好調だった時があるんですけどねぇ。
でも、今回は金曜日からマシンの感触がすぐに良くって、FP2以降はマシンに全く手を入れてないんですよ。セッション毎にペースも上がっていき、FP4なんか本当に絶好調って感じでした。
予選でも強い走りができ、最終コーナーなんか信じられない感じで…あんなに強い走りができるなんて思ってもいませんでした。」
チームメイトのジャック・ミラーは2位。金曜FPから好調。
ミラー選手のコメント。
「タイムアタック1発目ってのは大変なもんで…それで、ちょっと出遅れてしまってね。でも、2発目では信頼感絶大でした。
FP4でペース面の作業をみっちりやって…多分、リアはソフトがベストだと思うんですけどねぇ。フロントにハードも試してみて…まぁ、楽観的に行きますよ。
ただ、バニャイアはとんでもなかったですね。ドゥカティ機は実に良い動きをしてるんで、今まで通り、毎週毎週、育てていきますよ。」
★ドゥカティ勢は好調でトップ10内に5選手入った(首位/2位/5位/9位/10位)。
★3位ファビオ・クアルタラロー。ペースはいまいちだが、ディフェンスレースは得意。FP4ではリアにハード/ソフトを交互に試してはいたが、ペースは兄マルケス選手より0.5秒遅い。また、第4セクターで苦戦しており、ドゥカティ機の戦闘力の高さを思うと、苦戦してしまうかもしれない。
クアルタラロー選手のコメント。
「第4セクターで、あれ以上速くは走れないんです。頑張ってはいるけれど、でも、無理なんですよ。マシンの乗り心地は良いけど、今日、PPを取るのは難しかったですね。
明日はどんな感じになるか…目標は前に出ることで…とにかく、スタンド席に観客の皆さんの姿があるって言うのが良いですよね。」
チームメイトのカル・クラッチローは15位(臨時のヴィニャーレス後任、テストライダー)。
★4位マルク・マルケス。復帰後のベスト予選リザルト。FP4でのペース分析をざっくりしてみたところ、優勝候補と言える。スタート時の混乱状態に巻き込まれなければ、チャンスあり。
チームメイトのポル・エスパルガロは8位。
★5位ホルヘ・マルティン。好調。
チームメイトのヨハン・ザルコは10位。
★6位アレイシ・エスパルガロ。FPセッションでトップ3に入っていたことを思うと、予選結果は期待以下だろう。レースに向けての作業は上手くいっていた。
チームメイトのマーヴェリック・ヴィニャーレスは19位。アプリリア機での初参戦。予選ではスリップストリームを探し求めていた…ヤマハ時代は一度もやったことがない。
★7位ジョアン・ミール。アウト側スタートなので有利。ペースが良いので、好スタートが切れたら表彰台争いも可能。
チームメイトのアレックス・リンスは20位。絶不調。昨年はここで優勝している。
★9位エネア・バスティアニーニ。今までとは異なり、前方スタートなのでチャンスがあるかも。
チームメイトのルーカ・マリーニは17位。
★11位タカアキ・ナカガミ。
チームメイトのアレックス・マルケスは14位。
★12位ブラッド・ビンダー。
チームメイトのミゲル・オリヴェイラは18位。
★13位イケル・レクオナ。
チームメイトのダニーロ・ペトルッチは16位。
★21位ヴァレンティーノ・ロッシ。イギリスGPでは一歩前進していたが、アラゴンGPで二歩後退。もともと苦手トラック。
チームメイトのジェーク・ディクソンは22位(最下位、モルビデッリ代役)。
『2021 アラゴンGP モトGP 予選2リザルト』
『2021 アラゴンGP モトGP 予選1リザルト』
『2021 アラゴンGP モトGP FP4リザルト』
(Photo:Motogp.com)
Q2の前にバナナ食ってるビンダーに笑ってしまった
部活の時よく食ってたし、テニスの中継ではたまに選手が食べてるけど即効性エネルギーとして運動中にバナナは国や競技関係なく万国共通なんやな〜
アレイシ兄貴は今週も気を吐いていますね。
マーベリックはまだ学習中といったところ。
あと、レクオナがようやくmotoGP機の操縦を掴んできた感じなので、今期で終わりはちょっと勿体ない気がしますね。
バニャイヤのタイム凄い、頭ひとつ抜けてる感じだけどファビオの方が安定感ありそう
ファビオはここまで転倒が少ないのも評価高いね
=怪我が少ないってことだから年間ポイントもマージンがある
逆にマルケスは既に10回以上転倒とはねぇ…以前のような持ち直しが影を潜めてる
ただ本戦は食い込んでくるかな
今回はドカ有利なんだろうけど、ペコちゃんのちょこちょこミスなければ、最高峰初優勝もあるかも。
がんバレ!
2021年ホールショットデバイス(ライドハイトアジャスター)でコーナリングスピードすごい上がったってのが分かる予選だった気がする
ペッコすごいタイムだった
ただやはり懸念はそれで本戦はタイヤが持つのか?ってとこ