『バニャイア:ドゥカティ機で思い通りのことが全部できる!』
★9月11日、アラゴンGPでフランチェスコ・バニャイア(ドゥカティファクトリー)がFP総合4位となり、予選2で首位だった。
★バニャイア選手のコメント。
【6年間破られなかったマルケス選手の記録を更新したが…】
「完璧な1周だったと思います。これまでのベストタイムと比べ、第1セクターで0.4秒も速かったし、第2セクターでは信じられないようなことになって…最終セクターではドゥカティ機に助けられました。
昨日はコース終盤で苦労したんで、マルティンのデータを調べてみたところ、ちょっと違うことをしているのに気づいたんですよ。それを真似するようにしたら、けっこう良くなってくれて。
こんな周回をこなせるなんて思ってもいませんでした。」
【ドゥカティが1位&2位を独占したのは、2018年のロレンソ&ドヴィツィオーゾ選手以来だが…】
「今回、現地入りするまで、どうやったら速く走れるかずっと考えていて…ここでは、いつも苦戦してましたからねぇ…モト2タイトルを取った2018年だけは調子良かったんだけど。
でも、金曜のFPセッション2回で、今回は全然違う展開になりそうだって気づいたんですよ。シルヴァーストンの時と同じマシンセッティングにして、ライディングスタイルを改善していくことだけを考えました。
ドゥカティにとっては物凄い日になってねぇ…トップ10内に5台入ったわけでしょ。」
【明日のレースに向け、厄除けとかはした?】
「そう言うことは考えないですね…とにかく、イレギュラーなことが起きないよう祈ってます。
シルヴァーストンではリアタイヤに深刻な問題が起きてしまい…まぁ、起き得ることなんですが。とにかく、もう僕に当たらないで欲しいです。」
【ロッシ選手がバニャイア選手について、『チャンス到来!』と言っていたが…】
「どうなんですかねぇ…(笑)。明日はひたすら自分のリズムを刻み、速い走りをすることだけを心がけます。
15〜16周回目にでタイヤがどうなるかなんですよねぇ…レース終盤では強い走りができるんで。優勝するには充分かどうか…。とにかく、最初から最後までトップ陣に喰い付いていけるかどうかが重要なんで。」
【今シーズン最高のレースができそうな感じ?】
「感触はムジェッロの時によく似ていて…とにかく、物凄く良いんですよ。ただ、これまでも強い走りができると感じつつ、ミスったり、問題が起きてしまったレースは何回もあったから…。
こうなると、『優勝できます!』とは言えないですよねぇ…確かに好ペースは出せているし、物凄い周回もこなしたけど。とにかく、物凄いレースができる可能性はあると言う状態です。」
【ドゥカティ機も絶好調と言った感じで…】
「物凄い良い仕事をしてもらいました。去年よりも、すべてが上手くいってる感じでね。去年、ここはプッシュすれば転ぶって感じで大変だったんですよ…ドゥカティ勢の中で一番遅かったんだから。
ところが今年は、このマシンで思い通りのことができるんですよねぇ。」
【タイヤが心配?】
「リアソフトはグリップも持久性も上手く噛み合ってる感じで…ハードの方がタレやすいんですよ。
FP4は8周回走り込んだタイヤで始め、さらに16周回も走れて、しかもコンスタントだったんです。今回はレースの間ずっと、グリップを駆使しながらタイヤのポテンシャルをフルに使えそうですよ。」
(参照サイト:『Gpone』)
バニャイアが「ミシュランが認めた…」って言った話は、『2021イギリスGPまとめ』でどうぞ!
やはり一度も優勝してないライダーとそうでないライダーはメンタル的に決勝レースで差が出るんだよね…
ペッコすごい速いのにトップ独走転倒とかするから安定感が欲しい
序盤のセクターはファビオのが速いけどそこで慌てないように…