『2021 2021アルガルヴェGP モトGP 決勝リザルト&トピックス』
★11月7日(日)、アルガルヴェGP モトGPクラスの決勝が行われた。
★今回の表彰台ライダーは、皆、それぞれの雪辱戦となった。
★ラスト2周と言うところで、イケル・レクオナが一か八かのオーバーテイクをかけたため、ミゲル・オリヴェイラがマシンのコントロールを失い、多重クラッシュが発生。これにより、レッドフラッグによりレース終了となった。
★首位フランチェスコ・バニャイア。前回のミザノ戦では転倒リタイヤとなったが、今回はその雪辱を果たした。同リザルトによりドゥカティがコンスタラクター部門での総合優勝を決めた。
ジジ・ダッリーニャ氏(ゼネラルディレクター)のコメント。
「多少の心残りはありますね…ライダー部門でもペッコにタイトル獲得のチャンスがあったわけだから。実に素晴らしいライダーですよ。」
チームメイトのジャック・ミラーは3位。思いがけず弟マルケスに抜かれたものの、最終的には抜き返し、雪辱を果たした。
★2位ジョアン・ミール。今年は他メーカーに比べてマシンが改善されず、若干やる気を落としていたが久しぶりの1列目スタートから表彰台まで獲得し、こちらも雪辱を果たした。昨日、問題が発生していたアレックス・マルケスとも和解。
チームメイトのアレックス・リンスは8位。
The difference a day makes 🙌@JoanMirOfficial 🤝 @alexmarquez73 #AlgarveGP 🏁 pic.twitter.com/wKrBCm8Mu2
— MotoGP™🏁 (@MotoGP) November 7, 2021
★4位アレックス・マルケス。ホンダ勢トップ。レッドフラッグにより、終盤に表彰台争いをするチャンスを失った。
チームメイトのタカアキ・ナカガミは11位。
★5位ヨハン・ザルコ。
チームメイトのホルヘ・マルティンは7位。バスティアニーニ選手と『ルーキー・オブ・ザ・イヤー』を戦っている。
★6位ポル・エスパルガロ。やや苦戦気味。
チームメイトのステファン・ブラドル(テストライダー)は15位。マルク・マルケス代役。
★9位エネア・バスティアニーニ。今回も予選2へダイレクト進出ならず。マルティン選手と『ルーキー・オブ・ザ・イヤー』争いの最中で、3ポイントリードしている。
チームメイトのルーカ・マリーニは12位。
★10位ブラッド・ビンダー。
チームメイトのミゲル・オリヴェイラは転倒リタイヤ。深刻なケガはない模様。ホームレース。
★13位ヴァレンティーノ・ロッシ。
チームメイトのアンドレア・ドヴィツィオーゾは14位。
★16位マーヴェリック・ヴィニャーレス。
チームメイトのアレイシ・エスパルガロは転倒リタイヤ。
★17位フランコ・モルビデッリ。
チームメイトのファビオ・クアルタラローは転倒リタイヤ。チャンピオンとしての初陣だったが、第21ラップで6位走行中に転倒。序盤にタイムロスし、ドゥカティ・プラマック組に阻まれたためFPで出していたようなズムを維持できず、フロントタイヤの温度が上がってしまった。
★KTMテック3チームは両選手(イケル・レクオナ&ダニーロ・ペトルッチ)とも転倒リタイヤ。
『2021 アルガルヴェGP モトGP 決勝リザルト』
『2021 アルガルヴェGP モトGP 総合順位』
(Photo:Motogp.com)
アレックス久々に来たね
最後まで見たかったのが本音だけど…
オリベイラは大丈夫かなこれ
ミラーとアレックスの3位争いは、最後まで見たかったですね。
そう言えば、レース後にインタビューでミルが物騒な事を話してましたね。
あれ、気になります。
いつもは赤旗終了の場合、アクシデントがある前のラップの結果で終了だと思うんですが、何で今回はオリベイラもレクオナもリタイヤ扱いなんでしょうか?