2021バレンシアGP【モトGP：予選リザルト＆トピックス】

『2021 2021バレンシアGP モトGP 予選リザルト』

★11月13日（土）、バレンシアGP モトGPクラスの予選が行われた。

★予選2へダイレクト進出は以下の選手である。
兄エスパルガロ、ミラー、モルビデッリ、バニャイア、マルティン、ミール、ナカガミ、ザルコ、クアルタラロー、ロッシ。

★予選1から予選2へ昇格選手はリンス＆ビンダー。

★首位ホルヘ・マルティン。今季3回目のPP獲得。バスティアニーニ選手と『ルーキー・オブ・ザ・イヤー』を戦っている。
マルティン選手のコメント。
「PPでシーズンを締めくくるなんて最高です。スタンド満席だと、特に最高ですね。レースに向けては自信あります…リズムも良いですから。ただ、優勝するにはイマイチで…バニャイアと鈴木組が仕上がってる感じなんですよねぇ。」

チームメイトのヨハン・ザルコは5位。

★2位フランチェスコ・バニャイア。1’30”000記録後、転倒。
バニャイア選手のコメント。
「転倒してしまったけど、まぁ、これ以上タイムを削ることはできなかっただろうから。マルティンが上手かったですね…PPで当然ですよ。僕の方は完璧な周回をするのに苦労してしまって…ここのトラックは得意じゃないんですよ。
でも、FP4は好調だったんで、今日の出来には満足してます。」

チームメイトのジャック・ミラーは3位。同トラックは得意だが、今日もここぞと言う時にミスをしていた（第1〜2セクターで区間最速記録を出した後、転倒）。
※ドゥカティ圧勝、1周タイム最強。PPは6回連続獲得。1列目独占。

★4位ジョアン・ミール。相変わらず、ペース好調。表彰台争いはできそう。
チームメイトのアレックス・リンスは6位。予選1を首位で通過。相変わらず、ペース好調。表彰台争いはできそう。

★7位ブラッド・ビンダー。
チームメイトのミゲル・オリヴェイラは20位（最下位）。

★8位ファビオ・クアルタラロー（今年度チャンピオン確定済）。ヤマハ勢トップ。相変わらず、苦戦気味だが、FP4では2位と好調。
チームメイトのフランコ・モルビデッリは11位。

★9位タカアキ・ナカガミ。
チームメイトのアレックス・マルケスは19位。

★10位ヴァレンティーノ・ロッシ。バニャイア選手のスリップストリームを活用し、予選2へ直行。タイヤ1本目では早々に第1コーナーでミスし、2本目でバニャイア選手の後ろに付け、成功。表彰台争いができるようなペースではないが、それなりのレースで有終の美を飾れそう。
チームメイトのアンドレア・ドヴィツィオーゾは13位。もう少しで予選2へ進出できた。成長中。

★12位アレイシ・エスパルガロ。
チームメイトのマーヴェリック・ヴィニャーレスは14位。

★15位イケル・レクオナ。
チームメイトのダニーロ・ペトルッチは16位。2022年はダカール転向。

★17位ルーカ・マリーニ。
チームメイトのエネア・バスティアニーニは18位。マルティン選手と『ルーキー・オブ・ザ・イヤー』を戦っており、今のところ、3ポイント優勢だがマルティン選手が絶好調なので厳しい。

★ポル・エスパルガロ走行せず。FP3終盤のタイムアタック直前、第13コーナーで転倒、肋骨を強打し、胸部右側と右手首に打撲。軽い脳震盪は起こしていたが意識は失っておらず、神経レベルに問題なし。強い痛みを訴えているが、今のところ、肺に問題はなく、四肢を動かすこともできている。精密検査のためヴァレンシアの病院に搬送された。

チームメイトのマルク・マルケスは視力障害により欠場。

『2021 バレンシアGP モトGP 予選2リザルト』

『2021 バレンシアGP モトGP 予選1リザルト』

『2021 バレンシアGP モトGP ＦＰ4リザルト』

（Photo：Motogp.com）