『中上貴晶:亡き友人へのミザノ儀式について語る』
★2021年のモトGPシーズンで、タカアキ・ナカガミ(ホンダLCR、29才)はトップ10内を7回獲得し(※ベストリザルトは4位)、総合15位(76ポイント)だった。
★2010年ミザノGPのモト2決勝戦でショウヤ・トミザワ(享年19才)が、第12ラップを時速230kmで走行中に大曲コーナーで転倒し、後続していたスコット・レディングとアレックス・ディ・アンジェリスに轢かれ、亡くなった。
★故トミザワ選手の友人であるナカガミ選手は、毎年、ミザノGP開催の際は弔いのため事故現場に赴いている。
★最近、ナカガミ選手が『Motorsport-Total.com』のインタビューで、次のように話した。
「通常、水曜か木曜日の午前中にお参りに行って、20分ほど色々と話しかけたりしています…日曜レースが終わったら、また来るからって言って。
別に、それほど大変なことではないですよ。普通に友達と話すような感じですね。彼に話しかけるのは好きだし、僕にとってはちょっと特別なことで…儀式みたいになってるんですよ。」
【2020年と2021年はコロナ禍により、ミザノGPが2回行われていたが…】
「僕にとっては、いつもより1回多くお参りできる良い機会でした。」
(参照サイト:『Tuttomotoriweb』)
(Photo:Twitter)
ホンダがどの選手にも乗りこなせるようなマシンを作っているようだって話は、note『2021ヘレステストまとめ』でどうぞ!
良い奴だな。
あんなかわいいデュパスキエみたいな選手が亡くすようなロードレース、安全への改革を推進していってほしいですね