『フェルナンデス:チームが手を抜いていたわけではない』
★2021年のモト2クラスで『Red Bull KTM Ajo』チームの両選手がタイトル争いをし、結果は以下のとおりとだった。
総合首位レミー・ガードナー:311ポイント、表彰台12回(うち優勝5回)、PP3回獲得。
総合2位ラウル・フェルナンデス:307ポイント、表彰台12回(うち優勝8回)、PP7回獲得。
★両選手とも2022年は『KTMテック3』からモトGP昇格するのだが、2021年11月中旬のヘレステスト中、フェルナンデス選手が「チームが経験不足だったから、モト2タイトルが取れなかった」としつつ、ガードナー選手の実力を低く評価するような発言をしたため、ピットボックス内に緊張した空気が漂っていた。
★最近、フェルナンデス選手が『Telemadrid』のインタビューで、次のように話した。
【ヘレステスト中の発言については?】
「チームが手を抜いていたと言うことではないんです。
僕が必要としていたのは、ミスを犯す前に…どんどん先に進んでしまう前に、『こう言うことに注意した方が良い…このトラックのこのコーナーで、こう言う時は注意した方が良い…』と助言してくれるような人が必要だったってことなんですよ。」
【ところで、モトGP機の乗り心地はどうだった?】
「凄まじいって言うのが第一印象ですね…パワーが凄いんで。直線コースなんか、アクセル全開にできなかったんですよ。
でも、マシンの感触は良かったです。ダニ(ペドロサ)がサポートしてくれてるって言うのが本当に重要で、ああ言う経験を持った人の存在は重要ですよ。
ヘレステストの2日間のおかげで、トラック以外でどんなトレーニングをすれば良いかが分かってきました。身体面は、とにかく重要ですからね。」
★KTMテック3のエルヴェー・ポンシャラル氏(チームマネージャー)のコメント。
「現在、KTMが所属ライダーに寄り添い、手厚くサポートしているメーカーであることは明らかで…私も大変満足しています。
KTMに勝ちたいと言う気持ちがあり、しっかり腰を据えて取り組もうとしていると言うことが伝わってきますからね。
そう言うところに、選手も心打たれるわけで…自分の置かれている環境を見回し、メーカーにがっちり取り組んでもらえてると実感したら、自信も増すじゃないですか。」
(参照サイト:『Tuttomotoriweb』)
(Photo:Instagram)
ヘレステストのKTMは謎のメーカーで…おそらくエンジン&電制システムを改良しているはずって話は、note『2021ヘレステストまとめ』でどうぞ!
わかるけどチームとしてレミーにプライオリティが置かれてるのがストレスだったんだね
少なくともMotoGPクラスでレミーより遅かったら「口だけ野郎」だし、逆にルーキーシーズンで勝とうものなら「デカい口叩くだけあってやるじゃねえか!」と思います。
結果で見せて欲しい。未知数だけど楽しみです。
Tec3は両者同時スタートですからフェルナンデスが何を仕掛けるかに期待ですね
アロンソ…