『2022カタールGP モトGP FP1リザルト&トピックス』
★3月4日(金)、カタールGP モトGPクラスのFP1が行われた。
★風なし。酷暑と言うほどでもない。気温30度ほど、路面温度40度弱。ただし、路面はそれほど綺麗ではないが、危惧していたほど汚れてもいない。
とにかく、現地時間18時から始まるレース本番とは、大きく異るコンディションである。本番はもっと寒く、湿度も高く、使用タイヤも異なるだろう。
つまり、レースに向けては、あまり意味のないセッションと言える。
★上位選手がどのような条件で好タイムを出したかを理解しておく必要があり、例えば、首位ビンダーおよび2位ナカガミ選手はセッション終盤に新タイヤ(※ソフトではない)で同記録を出していた。
★首位ブラッド・ビンダー(KTMファクトリー)。サプライズ。
チームメイトのミゲル・オリヴェイラは10位。
★2位タカアキ・ナカガミ(ホンダLCR、+0”056)。ホンダ勢トップ。
チームメイトのアレックス・マルケスは9位。
※ホンダ4選手全員がトップ10入りしており、新ホンダ機の戦闘力が証明されたと言える。
★3位アレックス・リンス(スズキファクトリー)。好調そう。冬季テストでも速かった。
チームメイトのジョアン・ミールは7位。
※新スズキ機も良く改善されていることが証明されたと言える。
★4位ポル・エスパルガロ(ホンダファクトリー)。
チームメイトのマルク・マルケスは5位。終始、同じミディアムタイヤで走行し、好ペース。好調そう。
★6位フランコ・モルビデッリ(ヤマハファクトリー)。ヤマハ勢トップ。好調そう。
チームメイトのファビオ・クアルタラローは11位。
★8位アレイシ・エスパルガロ(アプリリアファクトリー)。アプリリア組トップは、またもやエスパルガロ選手である。
チームメイトのマーヴェリック・ヴィニャーレスは15位。
★12位ホルヘ・マルティン(ドゥカティ・プラマック)。ドゥカティ勢トップ。
チームメイトのヨハン・ザルコは17位。
※ドゥカティ8選手は12位/13位/14位/17位/18位/20位/22位/24位。
各選手のエンジン仕様は以下のとおり。
2021年版パーツを使用した2022年版:バニャイア、ミラー(※同仕様の出力がベストであると判断したから)
2022年版:ザルコ、マルティン、マリーニ
2021年版:バスティアニーニ、ディ・ジャンナントニオ、ベッツェッキ
★13位ジャック・ミラー(ドゥカティファクトリー)。
チームメイトのフランチェスコ・バニャイアは18位。転倒、ケガなし。
★14位エネア・バスティアニーニ(ドゥカティ・グレジーニ)。
チームメイトのファビオ・ディ・ジャンナントニオは22位(ルーキー)。転倒、ケガなし。
★16位アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ヤマハWithU RNF)。
チームメイトのダリン・ビンダーは23位。
※トップスピード順位からするとヤマハ機は常に遅く、4選手が21〜24位(最下位)までを占める。
ただし、それ以外の点は好調そうである。
★19位レミー・ガードナー(KTMテック3、ルーキー)。
チームメイトのラウル・フェルナンデスは21位(ルーキー)。
★20位ルーカ・マリーニ(ドゥカティVR46)。
チームメイトのマルコ・ベッツェッキは24位(ルーキー、最下位)。
『2022 カタールGP モトGP FP1リザルト』
(Photo:Motogp.com)
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