『マルケス:新ホンダ機は僕向きのセッティングにする必要がある』
★カタール開幕戦の数日後、マルク・マルケス(ホンダファクトリー)がスポンサーイベントに参加し、次のように話した。
[ その1はこちら ]
【2022年版ホンダ機はどう?】
「もちろん、馬力はありますよ…そうじゃなければ、カタールで1列目スタートなんて無理ですから。
チームと一緒に少しづつ、僕好みのマシンにしていく必要があるでしょう…もっと乗り心地を良くするためにね。
(2020年の右腕骨折後)レース距離を走ったのは、今回のカタールが初めてだったんですよ…冬季間中は、10周連続が最長だったんで。単純に、それ以上は無理だったんですけどね。
カタールでは22周回を走り、しかも、他のマシンも一緒でしょ。おかげで、自分のどの辺がイマイチで、どの辺がOKなのかを完璧に把握できました。
マンダリカテストに関して言えば、方向性をしっかり見つけるには、どの道を進めば良いかが掴めました。カタール開幕戦前にそれを見極めようとするのは、空に向かって盲滅法に発砲するようなものでしょ。
ホンダには、2通りのマシン開発を進めていけるリソースと実力があります…実際、過去にやってましたからね。
今回、ポルは素晴らしいレースをしていたから、(マシンに)それほど手を加える気はないでしょう。でも、今も言ったように僕らの方は、僕向きのセッティングにする必要があるんですよ。」
【相変わらず、リスクを負ったライディングを続けていくつもり?】
「現在のモトGPでは、リスクを負わずに守りに入った走りをしたら、10位ぐらいにしかならないんですよ。ある程度のリスクを負えば5位ぐらい…かなりのリスクなら優勝の可能性が出てくるんです。
だから、優勝圏内にいるのなら大きなリスクを負うべきだし、4〜5位程度のペースしか出せてないのなら、優勝することなんか考えても意味ないでしょ。
モト3/モト2クラスのレースを観ている間に、物事がガラリと変わることなんてないんだから。」
[ その3に続く ]
(参照サイト:『Moto.it』)
(Photo:Instagram)
2022年版ホンダ機はどこが変わったのか?って話は、note『2022 セパン&マンダリカテストまとめ』でどうぞ!
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(2020年の右腕骨折後)
2021年にレース復帰してましたよね?
複視からの復帰後かな?