『プーチ：ミシュランとじっくり話し合わないと…』
★3月19日（土）、モトGP予選1でマルク・マルケス（ホンダファクトリー）がセッション終了7分前に転倒し、速攻でセカンドマシンで再出走したが、結局、また転倒してしまった。
翌日午前のウォームアップでも激しいハイサイドにより転倒し、深刻なケガはなかったものの脳震盪を起こしていたためレース棄権となった。
★今回、ホンダファクトリー両選手ともFP1は好調だったが、その後、後退していき、チームメイトのポル・エスパルガロも予選16位、決勝12位だった。
なお、カタール開幕戦では両選手とも好調で、エスパルガロ3位、マルケス5位だった。
★今回のインドネシアGPでミシュランは、酷暑を見越して2018年版カーカスのタイヤを投入していた。
★レース後、ホンダのアルベルト・プーチ氏（チームマネージャー）が次のように話した。
【今回のインドネシアGPについては？】
「正直なところ、まったくもって良い手応えとは言えませんね。まず第一に、マルクが何度も転倒し、結局、レース棄権となってしまったこと。
そして第二に、ここでの冬期テストでホンダ機は実に速かったと言うのに、その後、ミシュランがタイヤを替え、結局、うちのマシンは完全に変わってしまったわけです。
今回、何がどのようになってしまったのかはまだ分かりませんが、いずれにせよ、ミシュランと話し合う必要があるでしょうね。
1ヶ月前は最速だったのに、今週末のような状況になってしまったのですから…ホンダ選手らはマシンに信頼感を持つのも、コンスタントに走るのも困難になってしまったのですから。
ミシュランタイヤに何が起きてしまったのか…とにかく、ミシュラン側とじっくり話し合わないと。」
【マルケス選手の容態は…？】
「今は回復することを考えないと…。今週末はとにかく厳しかったですからね…今週末は4回転倒し、ウォームアップでの最後の転倒は本当に激しいものだったのですから。
とにかく今は休養を取ってもらわないと。今回の転倒に関し、うちは適切な決定をしたと思っていますよ。
次の2戦はマルクもホンダ機も、これまで得意としてきたトラックですからね…マルクがきちんと回復し、次はホンダが好結果を出せるよう願っていますよ。」
（参照サイト：『Gpone』）
（参照サイト：『Corse di moto』）
なぜ2022年版ホンダ機はマルケスに合わないのか？って話は、note『2022 カタールGPまとめ』でどうぞ！
全員Q1止まりだったし、決勝も似たり寄ったりだったから、上手く行かなかった事をミシュランのせいにしたいのだろうけど、条件は他のメーカーも一緒だよ。
MM#93のハイサイドも技術的なトラブルに因るモノに見えなくも無かったけれど、怪我が大きくなくて良かった。
でも他社はコンスタントに走れているからなあ
マルクに合わせっきりだった許容範囲の狭いバイクづくりが問題じゃないの？
ペドロサ放出が最大の悪手で今も取り戻せてないだけかと
ホンダが結果を残せてないプーチを重用する意味が解らん
去年表彰台に上がらずコンセッション適用でやり直した方がよかったわ
どのチームも何かうまくいかない時は大抵タイヤのせいにしますよね。
まあ直前の変更でしたしね。今後ないようにプーチの立場としては言っておかないといけないですしね。フロントの接地感をただでさえ探ってた状況で更になくなるタイヤだったから踏んだり蹴ったりの状況でしたからね。マルケススペシャルと勝手な事を言う方々の前シーズンまでのマシンを持ってきていたら争えてたと考えると嫌でしょうね。
いつだったかのフィリップアイランドもタイヤが持たないとのことで減周になった 今回も路温60℃越えが懸念され FP前に18年タイヤが出てきたり、当日になって減周とか、観客をがっかりさせないためなのか、なんか後出しじゃんけんっぽいのが拭えない
インドネシア特別に牧歌的だから許されてるのかもしれないけど。安全のための策なんで、譲ってプロスポーツなんだから、如何様にも対応するってのもあるよねぇ
う～ん。でも仮にドライレースで路温が60℃まで上がって転倒者続出したりトレッド剥離したら、ミシュランは何も対策しなかってやっぱり言われるだろうしな。
過去、フィリップアイランドでもありましたよ。気温が高い、路面の攻撃性が高い、なら仕方ないので、ミシュランの選択は当然です。しかも、FPからそのタイヤをはいてるはずなので、そこで合わせこむのが各チームの手腕です。レプソルホンダだけが劣性タイヤをはかされた訳ではありません。そのタイヤとマシンが合わないのなら、合わないなりの試合をすべきですね。