『マルケス:ホンダは生涯の伴侶のようなチームだから』
★マルク・マルケス(29才、ホンダファクトリー)の、世界選手権キャリアは以下のとおり。
2008年に世界選手権125ccクラスに初フル参戦し、2010年に同クラスのタイトルを獲得。
2011年にモト2クラスに昇格し、2012年に同クラスのタイトルを獲得。
2013年にホンダファクトリーよりモトGP昇格し、これまで6回タイトルを獲得している(2013/2014/2016/2017/2018/2019)。
2020年ヘレス開幕戦で右腕を負傷し、同シーズンは全戦欠場となる。
2021年ポルトガルGP(3戦目)で復帰し、3勝するものの、複視再発により終盤2戦は欠場となる。
2022年は開幕戦から参戦したものの、インドネシアGP(2戦目)中の転倒で複視が再発して欠場。軽症だったためオースティンGP(4戦目)より復帰している。
★5月18日頃、マルケス選手が『DAZN』のインタビューで次のように話した。
【右腕の治療のため、数ヶ月前にマドリッドに移転していたが…】
「(移転する前は)週2でマドリッドに通ってましたからねぇ…けっこうストレスだったんですよ。
弟に引っ越しをしようと思うって言ったら、大喜びしてましたよ。治療がグッと進んでくれるかと思って、そうしただけなんですが。今は順調ですよ。」
【ところで、ホンダとは2024年末まで既に契約済みだが…】
「ホンダファクトリーからモトGP参戦して今年で10年目なんですが…8年間は幸せだったけど、2年はそうでもないですね。」
【引退しようと思うこともある?】
「(ホンダファクトリーは)僕にとって、生涯の伴侶のようなチームで…なぜ、今、引退を考えないのかについて、いつも言ってることなんですが…僕には目標があって…
他のメーカーやチームでのタイトル獲得を目指すより、僕は今のチームでもう1回タイトル争いをしたいんです…それが僕のモチベーションを高めてくれてるんです。他のチームじゃ駄目なんですよ。
まぁ、もしかしたら数年後には、『なにか物足りない…』なんて言ってるかもしれませんけどね。」
【チーム移籍を考えたことはある?】
「誰にでも、そう言う気持ちはあるでしょうね。ないって言ったら嘘でしょ。
どこかのサーキットを借り切って、全メーカーのマシンの試乗をさせてもらって、その中から1つ好きなのを選べたら良いのになぁ〜なんて思うじゃないですか。
ただ、完璧なマシンなんてものはないんですよね。こっちのマシンにはこう言う強みがあるけど、あっちは良く走るし、そっちはあまり曲がらないし…とかね。
自分のライディングスタイルとか、そのチームの技術スタッフ次第でしょ。
こっちのマシンでもあっちのマシンでもビッグリザルトは狙えるかもしれないし、とにかく、完璧なマシンなんか存在しないんですよ。
ただ、隣の芝生は青く見えるってだけの話でね。」
【2022年版ホンダ機はどう?】
「もちろん、良い点はありますよ。
ピットボックス内では、去年の方が(首位に)もっと接近していたなんて声も出てはいるけど、でも、去年のレースに比べ、今年は皆、15秒ぐらい速くなってますからね。
各マシンが改善されたからなんですが、まぁ、とにかく、他のマシンって言うのは良く見えるものだから。悪く見えるようなら、それは自分の方が上手くやれてるって思ってるからなんですよ。」
(参照サイト:『Corse di moto』)
(参照サイト:『DAZN』)
(Photo:Instagram)
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メーカー移動してチャンピオンになれるライダーは偉大だなと思う。
マルケスも怪我さえ無ければ・・・
もう絶倫は過ぎたと本人も自覚してるよう。それにライバルが速くなったよね。
マルケスが勝ち続けていた2019年なんか「motoGPがつまらなくなった」なんて意見を見ましたね
2位と151ポイント差でタイトルなんて誰も対抗馬居ないままシーズンも独走ですから
今速いアレイシもペッコもその頃はリタイアまみれでチャンピオンシップ下から数えたほうが早い選手でしたから
GPってのはほんと数年で変化するもんです
逆に言えば今好調な選手も後数年で一変するかもってところですね
環境の変化は3年スパンぐらいで見ないとわからない…特に新人は
キャリアが長いライダーは総じて転倒が少ない(大きな怪我が少ない)。
ヴァレの記録もあっさり塗り替えると思ってたけど、このままチャンピオンに返り咲けないまま引退するシナリオすら見えてきた感もあるな。
スピードとロングラン。
バレはやはり偉大ですね。
でも、マルクも頑張ってほしい。
綺麗ごと言ってもホンダの契約金が高いだけでしょ?
個人的に思うのは、この人には全メーカーでタイトルを獲って欲しかった。怪我をする前ならそれが出来た唯一の選手。