『アレイシはドイツで優勝を目指す！』アントニオ・ヒメネス

『ヒメネス：アレイシはドイツで優勝を目指す！』

★6月5日（日）、カタルーニャGP モトGPクラス決勝戦で、アレイシ・エスパルガロ（アプリリアファクトリー、３２才）が、最終ラップの１周前でゴールと勘違いして減速し、2位でゴールできるはずが5位となってしまった。

★エスパルガロ選手は総合2位を死守したものの、首位ファビオ・クアルタラローとは22ポイント差となってしまった。

★アプリリア側は同件を問題視しない姿勢を見せている。

★6月7日、エスパルガロ選手のチーフメカニックを務めるアントニオ・ヒメネス氏が、カタルーニャ決勝戦での一件について次のように話した。

「気持ちが高まり、それが悪い方に働いてしまったんですね。長丁場でコントロールの難しいレースだったから。
もちろん、優勝を目指してはいたけれど、でも、実に上手くやってましたからね。2位でも充分ビッグリザルトだってことは本人も分かってたんで…これまで、うちでは2位って取ったことがないんですから。
多分、電光掲示タワーをかなり注意して見てたのでしょう…各選手の順位が表示されるから、どう言う勝負に出ていけば良いかが分かるんですよ。
ただ、バルセロナサーキットの場合、他にはない『L０』表示を使うんですよねぇ…。」

【エスパルガロ選手は、バルセロナサーキットのすぐ近くで生まれ育ったそうで…】
「応援に駆けつけてくれた人達の目の前で、優勝するなり表彰台に上がるなりするところを見せたいって…ずっと夢見てたようなんですよ。
素晴らしい日だったんですよ…すべて完璧に進み、盛大にお祝いできる流れだったんですが…ああ言うことになってしまってねぇ。
とにかく、皆でおおいに励まして、今後も頑張っていきますよ。」

【次のドイツGP（6/17〜19）に向けては？】
「優勝を目指します。タイトル争いでは上にいるのだし、勝って、首位に迫っていきますよ。」

★なお、エスパルガロ選手は2018年のドイツGPで転倒により脾臓を強打し、集中治療室に2週間以上収容されていたことがあるため、今回は精神的なメンテナンスがより重要となるだろう。

（参照サイト：『Corse di moto』）
（Photo：Twitter）

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