『ミラー:モトGP昇格した時、クラッチローにかなり助けてもらった』
★ジャック・ミラー(27才、ドゥカティファクトリー)は2022年末に、KTMファクトリーに移籍する。
★ミラー選手が『Speedweek.com』の7月22日付けインタビューで、次のように話した。
【なぜ貴方はウェットや混合コンディションが得意なの?】
「僕らオーストラリア人ってのは、色々なタイプのオートバイに慣れ親しんでいて…どんなタイプでもOKと言うか、何に乗るかはあまり関係ないんですよ。ウェットでの操縦が分からないって言うなら、分かるまで頑張るわけでね。
上手くマシンのフィーリングを掴んでいけたら、絶対にウェットでは役に立ちますからね。タイヤがどうなって行くのか…雨の中でどんなコンディションになるのか、どのぐらい圧をかけられるのかとか、かなり分かってくるから。
あと、僕のライディングスタイルも、雨の時、役に立つんですよ…レース用のマシンを効果的に動かせるんでね。」
【貴方はモト3クラスで総合2位になった翌年、すぐにモトGPクラスに飛び級昇格したが…】
「あの時は、チームメイトがカル・クラッチローだったってのを有効活用させてもらいましたねぇ。トレーニングでかなり助けてもらったんで。モトGPで上手くやりたいなら、どの辺に力を入れたら良いかを教えてくれて…すぐに飲み込めましたよ。」
【ここ最近、筋肉はかなり増えているのに体重はそれなりに維持できていて…】
「今、参戦してる中では、仕上がってる選手の1人でしょうね。まぁ、トレーニングが好きな振りはしませんけどね…好きなヤツなんていないんだから。
ただ、今年のザクセンリンク戦なんか36度にもなってたじゃないですか…もしかしたら、これまでのキャリアでも一番大変だったレースかもしれないけど、でも、最初から最後まで良い感じだったんですよ(※3位でした)。
あんな酷暑レースで上手く走れるなら、もうどんなレースだって大丈夫なもんでしょ。」
★ミラー選手の世界選手権キャリアは以下のとおり。
2011年ドイツ戦にワイルドカード参戦し、その後、シーズン後半からペーテル・シェベシュチェーン後任として参戦する。
2012年からホンダ機でモト3にフル参戦する。
2014年、KTM機でモト3クラス総合2位となる。
2015年、ホンダLCRよりモトGPクラスに飛び級昇格する。
2016年、ホンダEstrella Galicia 0,0 Marc VDSに移籍。同年アッセン戦で、モトGPクラスでの初優勝を獲得。
2018年、ドゥカティプラマックに移籍。
2021年、ドゥカティファクトリーに昇格。
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram)
ドゥカティ内の雰囲気がまた悪くなっているのか?って話は、note『2022 ドイツGPまとめ』でどうぞ!
KTM苦手ですがKTMチャンピオン取るならビンダーかミラーに取ってほしいですね
ミラーの初優勝のときに一番に駆け付けたのはクラッチローだったしね。
オージーライダーがタフネスなのはやっぱり向うでのレース
環境に拠る所が大きいからか。今まで印象に残ってるライダー
は確かにタフだった。ケビンマギーやマイケルドーソンとか
ダリルビーティーにギャリーマッコイにトロイベイリスなどなど
後はもう説明の要らないメンツばっかり、トリッキーなレース
ほどポテンシャルを発揮してた印象がある。