『ピエラ:アプリリアよ、フェルナンデスが欲しいなら100万ユーロ払ってくれ…』
★ラウル・フェルナンデス（21才、KTMテック3）の今シーズンこれまでの最高リザルトは12位（ドイツGP）で、現在、総合24位（5ポイント）に就いている。
★KTMテック3は2023年に向け、フェルナンデス選手を放出し、後任にポル・エスパルガロを入れる予定。
なお、フェルナンデス選手は、現在、アプリリアのプライベートチーム『RNF Racing』と交渉している。
★もともとフェルナンデス選手はKTM機でモトGP昇格することを望まず、2022年はヤマハ機でのモトGP昇格かKTM機でのモト2参戦継続を希望していた。
しかし、ヤマハがKTMへの違約金の支払いを拒み、自力で解決するよう求めたため、フェルナンデス選手はKTM機でのモトGP昇格せざるを得なかった。
★KTMのステファン・ピエラ氏（CEO）が、独サイト『Speedweek』の8月18日付けインタビューで次のように話した。
【ラウル・フェルナンデスが不調だが…】
「人として、フェルナンデスの雰囲気は酷いもんなんですよ。うちは本当に頑張ってるんですけどね…あれはがっかりですよ。
やれることは全てやってるんですけどねぇ…モト3に参戦している弟のエイドリアンも、うちのチームにいれてやったのだし。（ラウルは）絶対に、もっと結果を出してくれると思っていたんですがねぇ。」
（※なお、弟エルナンデス選手の今シーズンここまでの最高リザルトは8位（ドイツGP）で、現在、総合20位（28ポイント）に就いています。）
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Today I got my first point in the world championship, which is positive. But the truth is that the work I have done is not what I expected. Tomorrow in the test I will work on the front and try to solve the problems that I have pic.twitter.com/Oe86mqOHkx— Raúl Fernández (@25RaulFernandez) June 5, 2022
【アプリリアのプライベートチーム『RNF Racing』がフェルナンデス選手のことを欲しがっているが、KTMに対して違約金を払わなければならず…】
「金額はよく知りませんが、まぁ、それなりの額にはなるでしょうね。KTMではラウルに多額の投資をしてるんですから…『レッドブル・ルーキーズカップ』からモトGPに昇格するまで育ててきたんですからねぇ。それなのに、今年はこれと言った結果も出せず…。
きちんと交渉しくれるなら、こちらも解決できるよう模索しますよ…ミゲル・オリヴェイラのケースのようにね。
ただ、思い上がった態度で出られるようなら、話になりませんけどね。」
（※フェルナンデス選手の違約金は、約100万ユーロ（約1億4000万円）と言われています。）
（参照サイト：『Gpone』）
（参照サイト：『Corse di moto』）
（Photo：Twitter）
オリヴェイラを獲得できず、ドゥカティがっかり……って話は、note『2022 オランダGPまとめ』でどうぞ！
うーん…見事な飼い殺し
ルーキーズカップはKTMがサポートしてはいるけど、ドルナとして将来のmotoGPライダーの発掘と育成のためにやってるわけだよね。KTMに多少の優先権はあってもいいけど、あまりにもKTMがライダーを抱え込む契約ってどうなんだろう？KTMのmotoGPのシートは４つしかないわけで、育成が上手くいけば行くほど飼い殺しが増えるんじゃないの？これはタレントカップやってるホンダも同じかもしれない。ドルナの方でその辺を上手く規制できないかなあ？せっかくの才能がもったいないし、ドルナにとっての若手育成プログラムの意味がなくなるんじゃないのかなあ。
奴隷のような契約書にサインしているライダー、代理人側にも多少の問題はあるんだけどねぇ…
少し前に話題にあったライダーが組合を作って団結して契約環境を変えていかないと未来のGP界はすたれちゃうよ
YAMAHAが違約金の話しをしてる時は5000万ぐらいじゃ無かったっけ？
GPで実績のないルーキーに1億以上はさすがにボッタっくりだわ
やっぱりKTMはヤバいですね…
放出するのに
他チームに行くなら違約金？？？？
4輪はFIAの中にどの契約が有効か判断する専門の委員会があるお陰か、弱い立場のドライバーでも不利にならない様に契約に則って動けてる。
フェルナンデスとKTMの契約次第だけど、不本意な形で今の状況になってるなら4輪の様な仕組みが必要でしょう。
そうでないなら飼い殺しされないような契約にすべきだったね、としか言えないのでは。
だって記事も映像も出ないんだもん ポンシャラルやクーロン氏も露出しないしね
ボリボリボッタクリKTMなんですねぇ。
ダニを以ってしても多少パフォーマンスが
上がっただけでドカやアプリリアみたいには
なれないんですかねぇ。
スポンサーを見つけられない若手有望ライダーに対して資金提供（投資）する代わりにシートの有無に関わらず長期契約を結ぶような契約をしているんでしょうね、シランケド
。
投資回収のために違約金要求するのは至極当然だし、それを飼い殺しと言うのも間違ってはないでしょうね。
余りエージェント泣かせなことしてると、成績が安定してきて外からライダーを引き入れたくなったときにそっぽ向かれそうだね