『2022ブリティッシュGP モトGP FP1リザルト&トピックス』
★8月19日(金)、オーストリアGP モトGPクラスのFP1が行われた。
★午前6時頃に大雨が降ったが、その後、止んだ。トラック路面も乾いていき、ほぼスリックタイヤ走行が可能なラインもできていたが、同セッションは終始レインタイヤが使用された。
★トラックレイアウトに変更が加えられ、これまで第2コーナーだった箇所にシケインが導入され、ザルコ選手が自嘲気味に「僕の名前を付けるべきじゃないの?」と言った。
Onboard through Austria's revamped sector 1 💨#AustrianGP 🇦🇹 pic.twitter.com/1PWFBvrJPE
— MotoGP™🏁 (@MotoGP) August 19, 2022
★ドゥカティ
首位ジャック・ミラー(ドゥカティファクトリー)。
チームメイトのフランチェスコ・バニャイアは16位。下位だが心配無用。
2位ヨハン・ザルコ(ドゥカティ・プラマック、+0”618)。
チームメイトのホルヘ・マルティンは4位。
5位ファビオ・ディ・ジャンナントニオ(ドゥカティ・グレジーニ、ルーキー、愛称は『ディッジャ』)。
チームメイトのエネア・バスティアニーニは9位。
12位マルコ・ベッツェッキ(ドゥカティVR46、ルーキー)。
チームメイトのルーカ・マリーニは22位(ロッシ異父弟)。
※今シーズン序盤より、ドゥカティ勢が使用していたカウルは小振りなもので、トップスピードはやや制限されるものの操舵性にが高かった。
しかし、今回は直線コースで超速走行が必要なため、大ぶりカウルが再登場した。ただし、はためには区別しにくい。
なお、同セッションのコンディションでは、有効なフィードバックは得られなかったようだが、とりあえず、使用し続ける模様。
★スズキ
3位ジョアン・ミール(スズキファクトリー、+0”820)。何日か前にホンダファクトリーへの移籍交渉が成立し、落ち着きを取り戻した模様。
チームメイトのアレックス・リンスは6位。
★KTM
7位ブラッド・ビンダー(KTMファクトリー)。
チームメイトのミゲル・オリヴェイラは13位。
23位ラウル・フェルナンデス(KTMテック3、ルーキー)。
チームメイトのレミー・ガードナーは25位(ルーキー、最下位)。
★ホンダ
8位タカアキ・ナカガミ(ホンダLCR)。
チームメイトのアレックス・マルケスは14位。
18位ステファン・ブラドル(ホンダファクトリー、テストライダー)。マルク・マルケス代役(※回復期間については8月末検診で判明する予定)。
チームメイトのポル・エスパルガロは20位。
★ヤマハ
5位ファビオ・クアルタラロー(ヤマハファクトリー)。好パフォーマンス。
チームメイトのフランコ・モルビデッリは15位。
10位アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ヤマハWithU RNF)。劣悪コンディションの中、上手く切り抜けた模様。これまで何度か大活躍してきたトラックだが、ドライコンディションでは苦戦する可能性が大きい。
チームメイトのダリン・ビンダーは24位(ルーキー)。
★アプリリア
11位マーヴェリック・ヴィニャーレス(アプリリアファクトリー)。苦手コンディション。
チームメイトのアレイシ・エスパルガロは17位。下位だが心配無用。
テストライダーのロレンツォ・サヴァドーリは21位。アプリリアが使用できる最後のワイルドカード参戦。
『2022 オーストリアGP モトGP FP1リザルト』
(Photo:Motogp.com)
もしザルコが優勝したならレッドブルリンクも ザルコシケインって名付けるといい