『ドヴィツィオーゾ:ミザノで引退する日が待ち遠しい』
★8月21日(日)、オーストリアGP決勝戦でアンドレア・ドヴィツィオーゾ(36才、ヤマハWithU RNF)が15位だった。
★グリッド19位スタートから第5ラップでは最下位の1つ手前まで後退したが、徐々に追い上げて行き、1ポイント獲得した。
★ドヴィツィオーゾ選手は次のサンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGP(9/2〜4)で、モトGP選手を引退する。
★ドヴィツィオーゾ選手のコメント。
【今回のレースについては?】
「いつも通り、レース序盤でねぇ…いつも順位を落としてしまうんですよ。
スタート自体は良いんだけど、コーナーがねぇ…あそこまで後方にいると、一か八かの賭けみたいになって…順位をかなり落としてしまうんです。
5周走った辺りの第1コーナーでコースアウトして、さらに後退してしまい…結局、もうその時点で僕のレースの流れは変わり、追い上げレース開始となってしまったわけです。
そこまで後方にいると、なにかを稼いで行くのは至難の業で…でも、まぁ、結局、1ポイント獲得できたんで…そこはポジティブでしょ。」
【オーストリア戦と言えば、ドゥカティ時代は3勝していたが…】
「ドゥカティ機でなら、たとえ遅くても、オーバーテイクを仕掛けようと画策することはできるんですよ。
ところが、今は速く走れるのは単独走行の時だけだし、オーバーテイクが成功するのは自分よりも確実に遅いライダー相手の時だけなんですよね。」
【後方でホンダのブラドル&エスパルガロ選手と戦っていたが…】
「ただ、すぐ目の前に先行機がいると、5周で12秒ロスしてしまうんですよね。」
【ホンダのエスパルガロ選手は、結局、16位だったが…】
「僕と似たような感じですよね…マシンに対する信頼感を失ってしまってるんですよ。
僕はこのマシンの長所を活用することができないわけで…だから、短所が巨大な問題になってしまうんです。」
【次のミザノ戦でモトGP引退となるが…】
「最後がミザノと言うのが嬉しいですよ。ミザノで友人らや家族と一緒に、キャリアを終わらせる日が楽しみですね。」
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram)
あのドヴィツィオーゾがひっそりと引退するなんて…って話は、note『2022 ブリティッシュGPまとめ』でどうぞ!
ドゥカティがモトクロス参戦とか聞きますがドヴィがテストするかな?