『2022オーストラリアGP モトGP 決勝リザルト&トピックス】』
★10月16日(日)、オーストラリアGP モトGPクラスの決勝が行われた。
★総合順位は以下のとおり。
首位バニャイア(233ポイント)、2位クアルタラロー(219ポイント)、3位アレイシ・エスパルガロ(206ポイント)、4位バスティアニーニ(191ポイント)、5位ミラー(179ポイント)、6位ブラッド・ビンダー(160ポイント)
★スズキ
首位アレックス・リンス(スズキファクトリー)。モトGPキャリア4勝目。
リンス選手のコメント。
「今日、来てくれた皆さんに感謝しています。スズキのフィリップアイランド初優勝ですからね…有終の美になりました。」
チームメイトのジョアン・ミールは18位。
※撤退が目前に迫っていても、決して諦めないチームであることを証明した。
★ホンダ
2位マルク・マルケス(ホンダファクトリー、+0.186)。苦戦し続けていたホンダ機を、『ライダーの技量が活きるコース』でみごと復調させた。
マルケス選手のコメント。
「リアタイヤにソフトを選んだのが大正解で、実に走りやすかったです。序盤では上手くレースコントロールできてたけど、その後、フロントのグリップで苦戦してしまって。
優勝を狙って全力を振り絞ったんですが、リンスの方が速かったです。でも、かなり楽しめたし、オーバーテイクも何度もできたんで…うちは伸びてきてますよね。」
チームメイトのポル・エスパルガロは11位。
19位テツタ・ナガシマ(ホンダLCR)。タカアキ・ナカガミ代役。
チームメイトのアレックス・マルケスは転倒リタイア。
★ドゥカティ
3位フランチェスコ・バニャイア(ドゥカティファクトリー、愛称は『ペッコ』)。首位を固持していたが、最後、リンス&兄マルケス選手に抜かれた。総合順位では、一時、クアルタラロー選手に91ポイントまで引き離されたものの、首位までたどり着いた(14ポイント差)。
バニャイア選手のコメント。
「フロントのデバイス解除にちょっと支障があって…。スタートはけっこう良かったし、『優勝できたら凄いだろうな』と思ったんですが、クアルタラローがリタイヤした時は『無理をしないと言う選択肢もある』と思って…。とにかく、大満足です。」
チームメイトのジャック・ミラーは転倒リタイア。アレックス・マルケスが第4コーナーで完全にブレーキミスを犯し、衝突してきた。なお、皮肉なことに、ちょうど昨日、第4コーナーにミラー選手の名前が付けられたのだ。
4位マルコ・ベッツェッキ(ドゥカティVR46、ルーキー、愛称は『ベス』)。ルーキー・オブ・ザ・イヤー獲得。
チームメイトのルーカ・マリーニは6位(ロッシ異父弟、愛称は『マロ』)。
5位エネア・バスティアニーニ(ドゥカティ・グレジーニ、愛称は『ベスティア』)。グリッド15位スタートから追い上げた。予選でオリヴェイラ選手に妨害されなければ、表彰台も狙えただろう。
チームメイトのファビオ・ディ・ジャンナントニオは20位(ルーキー、愛称は『ディッジャ』、最下位)。
7位ホルヘ・マルティン(ドゥカティ・プラマック)。PPスタートなので、少々がっかり。
チームメイトのヨハン・ザルコは8位。
★アプリリア
9位アレイシ・エスパルガロ(アプリリアファクトリー)。上位グループに喰い付いていたものの、互角ペースは出せなかった。
チームメイトのマーヴェリック・ヴィニャーレスは17位。グリッド12位スタートとは言え、ペースは好調だったのでがっかりリザルトである。
※土曜夜、アプリリア内の雰囲気には自信がみなぎっていた。
★KTM
10位ブラッド・ビンダー(KTMファクトリー)。
チームメイトのミゲル・オリヴェイラは12位。
15位レミー・ガードナー(KTMテック3、ルーキー)。
チームメイトのラウル・フェルナンデスは16位(ルーキー)。
★ヤマハ
13位カル・クラッチロー(ヤマハWithU RNF)。引退したアンドレア・ドヴィツィオーゾ後任。
チームメイトのダリン・ビンダーは14位(ルーキー)。
※ファクトリー両選手は転倒リタイア。
ファビオ・クアルタラローは第11ラップでのコースオーバーで19位まで落ち、好リズムで15位まで追い上げた際に転倒してしまった。
『2022 オーストラリアGP モトGP 決勝リザルト』
『2022 オーストラリアGP モトGP 総合順位』
(Photo:Motogp.com)
うわークアルタラロまくられたのか…
クワッタオワッタかも
応援してたのに
やっぱりマルケス居ると盛り上がるわ
いやー。。クアルタラロ。。
レースセッティングが詰め切れて無かったのもあるだろうし、1週目から動きがかなり無理してましたね。
14ポイントならまだ何があるか分からない。
ベスは自力で追い上げて見事な露払いと途中まで思ってたけど、今日のリンスとマルケスにはモチベーションアップの材料にしかなりませんでしたね。
スズキはこのままフェードアウトかと思ってたらやってくれましたね。おめでとうリンス。
まあ今日コレをやって欲しかったのはクアルタラロなんだけど。
さて、ポイントリーダーになったバニャイアのプレッシャーが残り2戦でどう影響するか。
マルケスが乗れば別物だね。
クアルタラロ転んでモヤッとしてたけどリンスが魅せてくれて見応えのあるレースだった。
リンスもムラはあるけど華があって良いな。
あとスズキはドゥカティのスリップ入れてたけどヤマハは全然だったもんな。
あれだけパワーないとラインも一本しかないしVR46も成長してるから混戦に巻き込まれると厳しいよね。
クアルタラロを取り巻く状況は厳しいけど最後まで応援してます。
古い話だが、2006年最終戦の一つ前までランキング首位にいたニッキーヘイデンが、ダニに接触されまさかの転倒…一時50ポイント以上離されいたバレンティーノがシーズンで初めてランキングトップに立ったレース。ヴァレは最終ラップの最終コーナーまで首位だったが最後にトニーに抜かれて2位に終わった…勝てば12点差になるはずが7点差で最終線へ。この7点というのが曲者で、ニッキーが優勝した場合3位では逆転されてしまう。12点差なら4位でもOKだったので、その差は大きかった。 バレはポールからスタートしたが、首位にニッキーがいたため、何が何でも2位にならなくてはならず、無理をして歯車が狂い転倒。今回、ペッコは勝てると思っていたら結果3位。ここで失った9点はどこかで響くのではないか?つまりここで首位に立ったペッコは、次戦で凄いプレッシャーを受ける可能性がある…マシンのポテンシャルを含め、流れで言えば完全にペッコだか、2006年もバレの6連覇を誰も疑わなかった。レースは最後までわからない。ファビオには最後まであきらめないで頑張って欲しい。
ファビオはシフトミスですかね?そんな感じの挙動でしたが…アレックスは中上選手と同じく上位にいるとこういうポカしますね。まあそれでも表彰台上がった事があるだけに凄いのですが風の影響と高速コーナーの連続だと日本メーカーが食らいつけるのはやはりエアロとライドハイデバイスの習熟度の差が大きそうですね
ナイスレース
SUZUKIラストランまでにリンスの優勝が見れて嬉しかったです
凄く綺麗なライン取りで自由自在に乗れてるようでした
こんなバイクか撤退するなんて本当に勿体ない…
マルケスもあれだけ粘り強い走りができたなら完全復活間近だろうし、マルケスの攻撃的な走りはレースを盛り上げてくれます
日本車がポディウム2つなんていつ以来?
ペッコは追い掛ける立場になってどうなるか?
正直、ベスが忖度抜きで勝つ気持ちがあれば違う展開になってた気もします
ファビオは去年から終盤戦の失速具合は大問題だし、YAMAHAは危機感持たないと
ミラーコーナー=デグナーコーナー、印象に残ります。
リンス、おめでとう!マルケス、お疲れ様でした!
クアルタラロが転んでガッカリしましたけど、久しぶりの日本メーカーの1-2フィニッシュは嬉しかったです。
クアルタラロはストレートではドゥカティに負けるので
ブレーキングを少しでも遅らせて抜こうとしたのかオーバースピードでしたね。
そして追い上げを見せると思ってたのですが、焦ったのか
転倒リタイアをしてしまいました。
あと2戦あってクアルタラロにもチャンスがありますので
頑張ってほしいです。
マルクの2コーナーのライン取りが凄すぎた
なんでコーナーの中盤で抜けるの?
ブレーキングや立ち上がりで抜くのはわかるけど
今日のマルクがやってた事は全く理解できない
元々メンタル面の弱さを言われていたクアルタラロ
2ポイント差の状況は、メシも喉を通らない程のプレッシャーを感じていたのは間違いない。
逆転され、もう上を見るしかない。残り2戦、彼の爆発的な速さが甦る事に期待したい。
ドカティとまともにやれるスズキが引退ってのも、、
次はバニャイヤにプレッシャーがかかるのでは、
最後マルクやってくれると盛り上がってたけどちょっと及ばなかった。こんな見応えのあるMotogpは久々かな、モト3みたいだった。ここにジャックがいなかったのが残念。やはりマルケスは役者として必要。でも先行逃げ切りが一番安全ですね、後からあんなミサイルが飛んでくるんじゃ。怪我がなくて良かった。
SUZUKI撤退が決まってからのリンスはずっと痛々しくて。今日リンスの最高の笑顔が見れて本当によかった!
気がつけばリンスとマルクの後続6台全てドゥカ。今日はライダーの実力が光る結果レースで久しぶりにエキサイトした!
ファビオとアレイシ、あと2戦‼︎チャンスはまだある!
このままペッコが行っちゃうかな。
クアルタラロの直近5戦の失速具合がヤバ過ぎる。
リンス素晴らしいレースと最高の勝利をありがとう
SUZUKIラストイヤーは未勝利撤退と悲観してたので只々感謝しかないよ
ジャナントニオもやばい、バスティアニーニとは年式がちがうんだろうか、
スズキが勝利を収めた事で、今季未勝利なのはホンダだけに…
>元草レーサーさん
22年型はワークスとプラマックの4台とマリーニ機の計5台
21年型はグレッシーニの2台とベッツェッキ機の計3台
になります。