『ブリヴィオ:リンスもミールも、自分達がマルケスより下だとは思ってない』
★10月16日(日)、オーストラリアGP決勝アレックス・リンス(スズキファクトリー)が優勝した。
★2020年末までスズキのチームマネージャーを務めていたダヴィデ・ブリヴィオ氏がリンス優勝に喜びつつ、『La Gazzetta dello Sport』のインタビューで次のように話した。
【今年のモトGPタイトル争いについて、どう思う?フランチェスコ・バニャイアが総合首位に91ポイント引き離されていたのに、今回、ついに総合首位に立ったが(2位と14ポイント差)…】
「かつて、これほどの追い上げを成し遂げた選手がどれほどいるんですかねぇ。
例えば、2006年のニッキー・ヘイデンがヴァレンティーノ(ロッシ)を抜いた時とか…ただ、あの時はラグーナセカ戦が終わった時点で50ポイント程度の差だったし…。
最終的にどうなるかはともかく、(バニャイアは)たしたもんですよ。」
【マシンとライダーの、どちらの功績だと思う?】
「難しい質問ですね。私としては、マシン自体の功績は大きいものの、バニャイアはドゥカティ中でトップ選手だと思うし、マシンを上手くフル活用してるでしょう。」
【バニャイア選手にアドバイスをするとしたら?】
「ここまで来たら、あとは勝負に出ていきましょうよ…こんなチャンスを逃すわけにはいかないんだから。」
【スズキが今年末に撤退することとなり、ミール&リンス両選手はホンダへ移籍するが…】
「2人とも苦労することになると思うんですよ。見ごたえあるレースができるよう、ホンダがマシンの問題を解決してくれると良いんですが…ただ、それほど簡単そうではないでしょ。
アレックス(リンス)とジョアン(ミール)は大変だろうし、特にスズキ機からの乗り換えですからねぇ…操縦法が異なるわけだから。」
【あのマルク・マルケスと同じマシンに乗るのは、やはり大変で…】
「はばかりながら、あの2人は自分達がマルケスより下だとは思ってないでしょう。」
【マーヴェリック・ヴィニャーレスについては?来年は、スズキ時代のチーフメカニックと再タッグを組む予定だが…】
「マーヴェリックは本当に成長しましたね。来年はビッグコンビになるでしょう。
マーヴェリックの実力がやっとすべて引き出されると思ってるんですよ…今まで一度もそう言う機会はなかったから。」
(参照サイト:『Coese di moto』)
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いいこと言いますねえ、どれもその通りなんじゃないでしょうか、
プロのディレクターの言葉ですね
重みがある
ブリビオもMOTOGPに帰って来ればいいのに。
リンスは、スズキ機でマルケスとのガチバトルに何度か勝っているので、ライダーとしてのプライドで、同じ土俵(マシン)でマルケスと戦ってみたいのだと思います。
ブリビオにはホンダかヤマハを立て直して欲しい。。。