『バニャイア:91ポイント差の時、タイトル争いはもう無理だと言っていた…』
★10月16日(日)、オーストラリアGP決勝でフランチェスコ・バニャイア(ドゥカティファクトリー)が3位だった。
★ドイツ戦後は総合首位のクアルタラロー選手に91ポイント引き離されていたが、今回の3位により総合首位に立った(14ポイント差)。
★バニャイア選手のコメント。
【優勝できなかった理由としては…フロントタイヤ消耗のせい?ライバル陣の方が上だったから?それとも、クアルタラロー選手がリタイヤしたから?】
「他のトラックに比べ、今回は苦戦すると思ってたんですよ。うちのマシンは確かに直線コースでは速いんですが、でも、マシンを曲げていく時にちょっとロスしてしまうし、あと、バンク時のトラクションもちょっとイマイチなんです。
だから、他のマシンの方が有利だってことは覚悟してたんです。それで、レースに向けて完璧な荷重配分を探し、上手く探り当てたんでけっこう速くなったんです…優勝争いができるほどになったわけです。
ただ、確かにピットボードに『クアルタラロー リタイヤ』って出た時は、レース運びにけっこう影響が出ました…やはり、それまでのようにはプッシュしなくなったんですよ。優勝に固執しなくなり、もし誰かに抜かれた時、(抜き返す)力が充分になかったらリスクは負わないことにしようって思いました。
そう言う気持ちになってしまったんですよね。結局、リンスとマルケスの方が僕より戦闘力が高かったし、確実に抜けるほど迫っていくこともできなかったんです。」
【91ポイント差から、14ポイント引き離しての総合首位となったが…いったいどうやって?】
「けっこう努力しました。誰も譲ってはくれない状況で勝ち取ったわけだから、喜びもひとしおです。
レースが終わるごとに、ポジティブなモチベーションが余分に沸いてくれました。」
【しかし、91ポイント引き離されていた時は、こんな風になると信じていた?】
「『タイトル獲得は、ほぼ無理だろう』と言ってたほどで…でも、数字的にはまだ可能性があったんで。諦めませんでした。」
【ラスト2戦については?】
「次のセパンの方が、けっこううちのマシン向きなんですよ。ストップ&ゴーやブレーキング地点やが多いんで。力を発揮できるかもしれないですね…いつもハードブレーキングではかなり強いから。
今日も良いオーバーテイクが1回あったし、第4コーナーで2人を抜けたんですよ(※土曜日より『ミラーコーナー』と命名された)。あれは、けっこう格別な味わいのオーバーテイクでした。
とにかく、セパンではかなり賢く走る必要があるでしょう…うちのポテンシャルを活用できるトラックだけど、タイヤに関しては厳しい所だから。
レースに向けて、金〜土曜日にしっかり準備をしていけるかどうかでしょうね…夏休み明けからここまで、ずっとそうしてきたように。」
(参照サイト:『Moto.it』)
なぜバニャイアはタイのウェット戦では速かったのか?って話は、note『2022 タイGPまとめ』でどうぞ!
ファビオの情報についてはピットに出さないでくれって言ってませんでしたっけ?
リタイヤだけは別なのかな?
私も読んだ時、アレ?って思いました。
多分、残りレースが少なくなって、競ってきたから方針を変えたんでしょうかねぇ…
確かに途中の4連勝は見事で敵無しだったと思うけど、ファビオの直近4レースで8位一回のみの絶不調で首位奪取は少し残念
キングケニーとスペンサーのお互い優勝か2位を取り合うような高次元の王者争いはもつ無理なのかなぁ
ラスト2レースはペッコとファビオが直接バトルするような争いを期待したいね
この方のレース運びに魅力を感じられない理由…ご自分で解説していただき(笑)ありがとうございます。Fabiiiiiiii〜Fighting‼︎
他のライダーの成績を見れば一目瞭然で、
ヤマハのマシンで総合優勝は不可能だよ
これはもう、なるべくしてなってる結果だと思う
最後のツメさえ間違わなければ、
ドゥカティにストーナー以来の念願のチャンピオン誕生だろう
ドゥカティスタなんで純粋に嬉しいけど、
ここにくるまでの苦悩と努力は他社の比じゃなかったと思う
あと二戦、精一杯応援して見守りたい
ドカは初期の頃多発したフロントをすくわれる転倒も激減したし、
いいパッケージに仕上げてきましたよね。
一方ヤマハは微前進はしている物のクアルタラロの才能頼みになってしまっている。
総合力の差は歴然だけど、個の力、精神力ではクアルタラロも負けていない。
追われる立場になってバニャイアが動じずにレースをこなせるか。
ケニーとスペンサーの時代はまだ私は見てなかったけど、
4強時代のような毎回正座して見てしまうようなの見たいですけどね。
それを無くしてしまった愚策レギュレーションの数々が今後どうなるか。
ヤマハが来年上手くまとまれば、また面白くなるかな。ホンダもか。
勝てばマシンのおかげ、転べば己の力量不足、攻めて失敗すれば手堅くいけばよかったのにと言われ、かと思えば手堅くポイント獲得に行けば勝負に出ないなんてと揶揄される。ドゥカティ期待のエースに加えて容姿端麗というおまけ付き。まあやっかみ上乗せのアンチも湧いて出ますね。
序盤の苦戦からひとつひとつを乗り越えてここまで来たペッコの精神は繊細だけど決して弱くなんかない。レースに注ぐ情熱がどこよりも熱い会社でチームだよ。最終結果はまだわからないけど、心から応援してます!
正直ここに書かれてることぐらいでアンチというのはどうかと思いますね。
少しでも反対意見を言えば意味的には確かにアンチだけど、今の「アンチ」にはただ誹謗中傷したいだけの「アンチ」も含まれいる訳で、
あまりにも幅が広い意味で受け取れる「アンチ」という言葉を多用する人たちに、最近凄く違和感を感じます。
「アンチ」という言葉が出てくるだけで場が荒れやすくなりますしね。