MotoGP

ダッリーニャ『バニャイアがこれほどやってくれるとは思っていなかった』2022オーストラリアGP

『ダッリーニャ:バニャイアがこれほどやってくれるとは思っていなかった』

★10月16日(日)、オーストラリアGP決勝でフランチェスコ・バニャイア(ドゥカティファクトリー)が3位だった。

★ドイツ戦後は総合首位のクアルタラロー選手に91ポイント引き離されていたが、その後、追い上げていき、今回の3位獲得により総合首位に立った(14ポイント差)。

★ドゥカティのジジ・ダッリーニャ氏(ゼネラルディレクター)のコメント。

【残り2戦となったが…】
「地に足をつけていくと言うのが、妥当な姿勢でしょうね。
ラスト2戦の現在、確かに総合首位には立ったものの、ヴァレンシア最終戦までの道のりは非常に長いものでしょう。冷静に、集中していかないと。」

【開幕前からチャンピオン候補と目されていたバニャイア選手はシーズン前半が振るわず、夏頃は『タイトル獲得はもう無理だろう』と見られていたが…】
「これほどの結果を出してくれるとは、夢にも思ってなかったですね。シーズン半ばには大きく引き離されていたのに、今、総合首位にいるなんて物凄いことですよ。
つまり、うちがそれほど間違えてはいなかったと言う証でしょうね。」

【バニャイア選手については?】
「成熟したところを見せてくれてますね。(フィリップアイランド戦で)優勝や2位を狙って夢中になり、アッと言う間に舞い上がってしまう可能性だってあったわけだから。
3位はベストリザルトでしょう…フィリップアイランドでタイトルをすることは不可能だったが、失う可能性はあったんですからね。」

★ライダー部門のタイトルに関し、ドゥカティは2007年のケーシー・ストーナー以来、獲得できていない。
2011〜2012年にはヴァレンティーノ・ロッシを加入させ、タイトル獲得を目指したものの失敗し、2013年以降はアンドレア・ドヴィツィオーゾがマシン開発に貢献しつつ、2017〜2019年にマルク・マルケス相手にタイトル争いをしたが、毎回、総合2位に終わっていた。

★なお、チーム運営面においては2013年よりクラウディオ・ドメニカーリCEOのもと、ジジ・ダッリーニャ(ゼネラルディレクター)とパオロ・チャバッティ(スポーツディレクター)、ダヴィデ・タルドッツィ(チームマネージャー)による堅固な3人体制が敷かれた。

★ドゥカティ機に関しては、以前より所属選手らから「乗りにくい」と批判され、2013年末に著名エンジニアであるジジ・ダッリーニャを加入させ、マシン開発を一任した。
2014年に加入したカル・クラッチローは2年契約を途中破棄してホンダに乗り換えるほどだったが、2016年にアンドレア・イアンノーネがレース優勝して以来、選手の間でのドゥカティ人気が高まっている。

(参照サイト:『Corse di moto』)

ザルコは本当にバニャイアを抜けなかったのか?って話は、note『2022 タイGPまとめ』でどうぞ!

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POSTED COMMENT

  1. maxtu より:

    茂木でファビオ追いかけて転倒すればチャンピオンはこうあるべき、だと述べて、今回のトップからラスト数周で順位落としても3位はベストリザルトと述べる

    なんて言うか…ジジって良いディレクターなんだねぇ
    エースライダーへの全肯定は正しいマネージメント

  2. バリー#7 より:

    管理人さん、ヴァレの在籍期間
    …..(^^;;

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