『チャバッティ:プライベートチームの件、ヤマハには気の毒だが…』
★2023年のモトGPは参戦メーカー中3社が、ファクトリーチームの他にプライベートチームを1つ参戦させる(※ホンダ、アプリリア、KTM)。
なお、ドゥカティはプライベートチームを3つ、ヤマハはプライベートチームなしで戦っていく。
★ヤマハは2024年に向け、ヴァレンティーノ・ロッシ率いるVR46チームとのプライベーター契約を希望している。
なお、同チームはドゥカティとプライベーター3年契約(2022〜2024年末まで)を結んでいる。
★ドゥカティのパオロ・チャバッティ氏(スポーツディレクター)が、『Speedweek.com』のインタビューで次のように話した。
「うちはVR46チームと2024年まで契約済みですからね。まぁ、今後、何が起きるかは予測できないし、何が起きても不思議はないですが。
VR46チームと言うのは実に誠実なスタッフが揃っていて、選手陣もドゥカティ機に満足してるんですよ。リザルトを見ても一目瞭然でしょ…ヤマハには気の毒だが。
ヤマハについて、とやかく言う気はないが…ずっとあったプライベートチームが、なくなってしまったわけですからねぇ。」
★なお、チームオーナーのロッシ元選手は「ドゥカティ機がベストマシンであるうちは、変える気はない」と明言しているが、ドルナはヤマハとVR46チームが組むことを支持している。
また、他メーカー陣もドゥカティだけが計4チーム(8選手)を参戦させていることを快く思っておらず、MSMA(チーム協会)の会合では頻繁に同件が議題に上がっている。
★ちなみに、グレジーニチームはドゥカティと2023年末までプライベーター契約を結んでおり、早々に2024年末までに契約更改する模様。
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Twitter)
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