『チェッキネッロ:ホンダが苦境に陥った2つの理由』
★2022年、モトGPに参戦するホンダ選手の総合順位は以下のとおりであり、全体的に大いに苦戦していた。
13位 マルク・マルケス(113ポイント)
16位ポル・エスパルガロ(56ポイント)
17位アレックス・マルケス(50ポイント)
18位タカアキ・ナカガミ(48ポイント)
★ホンダLCRのルーチョ・チェッキネッロ氏(チームマネージャー)が、次のように話した。
[ 前半はこちら ]
【ヤマハはエンジン開発のため、F1エンジニアのルーカ・マルモリーニ氏を招聘したが…ホンダも外部からコンサルタントを入れる予定は?】
「今後のストラテジーについては知りませんが…ただ、茂木で開催されていたホンダ・サンクスデーから戻って来たばかりの身としては、『ホンダには、なんでもできる力がある』とは言えますね。
茂木にはホンダエンジンを搭載したマックス・フェルスタッペンのF1車から、モトクロス、トライアル、エンドゥーランス、ダカールでの優勝機がずらりと並び…つまり、やろうと思ったら、ホンダはやるんですよ。」
【では、なぜモトGPで苦戦しているの?】
「2つ要因があって…それが悪い方に働いてしまったように思います。テクノロジー面において、ホンダはリーダーシップを失ってしまったわけですから。
一番大きな問題は、マルク・マルケス不在でしょう。それから、コロナの影響も大きかった。すべてに遅れが出てしまったのだから。
日本人エンジニアが渡航できず、技術部門の幹部陣は現場を見ずにデータ分析をしなければならず、欧州メーカー陣の動きを見ることもできなかったのですから。
マルク不在とコロナのせいで、ホンダは苦境に陥ったんですよ。」
[ 完 ]
(参照サイト:『Gpone』)
(Photo:Instagram)
なぜレース本番でリンスは調子が上がり、クアルタラローは下がってしまったのか?って話は、note『2022 ヴァレンシアGPまとめ』でどうぞ!
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